7月27日から29日までの3日間、高校生のインターンシップ(就業体験)の一環として、貴志川高等学校の2年生1名と、青陵高等学校の3年生1名との計2名が、博物館のしごとをお手伝いしてくれました。
このインターンシップとは、各学校において、学校での学習と職業との関係を理解し、望ましい職業観・勤労観やコミュニケーション能力の育成などを目的に実施されているもので、中学生の職場体験などと同様のものです。
まず、1日目の午前は、博物館の裏側をじっくり見学。
1日目の午後から2日目の午前中は、博物館に送られてくる図録や紀要といった図書の整理。
2日目の午後は、博物館内の各所で利用された後、不要になった古紙や新聞紙を集めて、一か所にまとめる作業。
そのあとは、全国の博物館や美術館から送られてくるポスターやチラシを、地域ごとに分け、その展覧会の開催順にまとめて、来館者が閲覧できるようにファイリングする作業。
続いて、3日目の午前は、古いポスターやチラシをまとめる作業や、収蔵庫前室や写場の掃除。
最後に3日目の午後は、受付・ミュージアムショップ・監視などで
ご来館者への対応も体験してもらいました。
ありがとうございます。
2人にインターンシップの感想をきいてみると、
「この3日間、とても充実したものでした。学芸員のみなさん並びに受付やミュージアムショップで色々お世話になりました。本当にありがとうございました。」
「3日間、博物館で働いてとてもよかったと思います。また、博物館ではこんな仕事があるとは思いませんでした。一番よかったのは、博物館に送られてくる本の発行日などをコンピューターで打つことでした。」
とのことです。
夏休み中にもかかわらず、3日間、ほんとうに、ごくろうさまでした。
また、ぜひ、博物館へ展示を見に来てくださいね。(学芸員 安永拓世)