本日、6月4日は、特別展「華麗なる紀州の装い」の5回目のミュージアムトーク(展示解説)がおこなわれました。
この展覧会のトークは今回が最後で、会期も残すところあと1日ということもあり、20人ほどの方々にご参加いただきました。ありがとうございます。
トークの風景はこんな感じです。
トークを通じて、どれほど染織品の魅力を伝えられたのかわかりませんが、染織品にこめられた人々の思いや、細かい技法、さらには、和歌山の歴史の奥深さに、少しでも興味を持っていただければ幸いです。
そうして、箪笥の中などに忘れられている身近な和服を、思い出したり、大切に伝えていく、一つのきっかけになればと思います。
展覧会は、残すところ、あと明日(6月5日)のみ。
今後、しばらくは、こうした染織資料を一堂に展示する機会はございません。
また、古沢厳島神社の能装束の修理の状況については、今回の展覧会でのみ知ることができます。
この機会を、ぜひ、お見逃しなく。(学芸員 安永拓世)
→特別展 華麗なる紀州の装い
→和歌山県立博物館ウェブサイト