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12日きのくに志学館で、県博企画展との連携企画が行われました

 12日(土)、きのくに志学館で、当館で開催中の企画展「和歌の浦の風景」と連携した企画が行われました。
 まず、県立図書館では、「地域文化に学ぶ」ということで、2つの講演会がありました。
 一つ目は、近畿大学の村瀬憲夫先生が、「万葉・和歌の浦の風景」と題して、和歌の浦に関わる万葉集を紹介しながら、それぞれの和歌が詠まれた背景やその意味などを、和歌の浦の風景写真を織り交ぜながら、お話されていました。
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 二つ目は、向陽高校の梶川先生が、「漱石、和歌の浦に遊ぶ」と題して、明治時代から大正時代にかけて活躍した文豪・夏目漱石が、明治44年(1911)に和歌山を訪れた背景を、様々な資料から分析して、複数の要因があったことをお話されていました。
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 講演会終了後、2階のフロアーで開催中の、同じく企画展との連携企画である、県立文書館のパネル展示「エレベーターとその周辺の風景」の前で、県立文書館主任の溝端佳則氏から解説がありました。022.jpg
(主任学芸員 前田正明)
→和歌山県立博物館ウェブサイト

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