平成25年7月2日の1日だけですが、和歌山市立明和中学校の生徒3名を、職場体験学習として受け入れました。
1日だけなので少しでも時間を作るため、始業前の時間から博物館の仕事について座学でレクチャーをしてから、朝礼にでて挨拶し、引き続き手展示室のガラス清掃、さらに館内をバックヤードも含めて見学し、いろいろな仕事をしている人がいることを知ってもらいました。
午後からは、受付業務とミュージアムショップの業務を体験。それが終わってから書庫で本の整理作業を行ってもらいました。やり方を伝えたら、自分たちで相談しながら、要領よくどんどん作業を進めてくれました。
3人は、次のような感想を教えてくれました。
裏方の仕事が思ったよりも多かった。1日、数時間仕事を体験するのは楽しいけれど、実際、就職して毎日働くとなると大変そう。もし僕が博物館で働くことになったら、監視業務か警備員として働きたい。
博物館の人がどんなことをやっているのか分かって、大変だと思いました。博物館の人がそんなことをやっているとはわからなかったので、知った時はすごいと思いました。
今日、初めての職場体験ですごく緊張したけど、博物館の方がとても優しくてうれしかったです。博物館の普通いけない所や、さわれない物がさわれておもしろかったです。色々な体験でおどろきや発見があってすごかったです。今日、1日、ありがとうございました。
お疲れ様でした。(主査学芸員 大河内智之)