本日、6月1日(土)は、13:30から
特別展「桑山玉洲のアトリエ―紀州三大文人画家の一人、その制作現場に迫る―」の
最後のミュージアムトーク(展示解説)がおこなわれました。
団体の方々の入館と重なったため、参加者は50名ほどでした。
トークの風景はこんな感じです。
(いずれも画像をクリックすると拡大します)
これほど参加者の多いトークを担当するのは初めてのことだったので、文人画の小さな作品の魅力を十分にお伝えできたかどうかわかりませんが、今回の特別展の最後のミュージアムトークということもありましたので、一つ一つの作品と名残を惜しみながらトークをおこないました。
トークにご参加いただいた皆さま、ほんとうにありがとうございました。
さて、「桑山玉洲のアトリエ」展は、残すところ、あと1日。
玉洲が描いた作品はもちろん、玉洲が集めて学んだ中国の書画や、玉洲が実際に使った画材道具などから、玉洲の息吹を感じ取れるのは、今回の展覧会ならではの醍醐味です。
最終日の展示室で、アトリエの中での玉洲の姿に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか?
この機会を、ぜひお見逃しなく。(学芸員 安永拓世)
→特別展 桑山玉洲のアトリエ―紀州三大文人画家の一人、その制作現場に迫る―
→和歌山県立博物館ウェブサイト