心の双紙(こころのそうし) 1巻
江戸時代 天保5年(1834) 和歌山県立博物館蔵
江戸時代中期の「寛政の治」(かんせいのち)で知られる松平定信は、多くの著作を残した文人でもあった。この資料は、人間の心には表裏があることを戒めたもので、11の物語を絵と詞書(ことばがき)で示しており、心の中の姿が、吹き出しのように表されているのが特徴的である。かつて、紀伊徳川家の南葵(なんき)文庫に所蔵されていた写本である。
企画展「新収蔵品展」は、3月8日(金)~4月20日(日)まで
詳細は、こちら→ 企画展「新収蔵品展」
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