紫陽花図 松丘筆 1幅
(あじさいず)
江戸時代 18〜19世紀 和歌山県立博物館蔵
江戸時代後期に、和歌山城下で活躍した画僧・松丘(しょうきゅう)による、アジサイを描いた作品である。岩の間から生えたアジサイの花や葉を、独特な表現で描いている。上の方に伸びた枯れ枝で、画面のバランスを保っている。松丘は、吹上寺(すいじょうじ)の住職で、アジサイを好んで描いたことから、「紫陽花和尚」と呼ばれていた。
企画展「新収蔵品展」は、3月8日(金)~4月20日(日)まで
詳細は、こちら→ 企画展「新収蔵品展」
博物館HP → 和歌山県立博物館ウェブサイト