高野山記 1巻
(こうやさんき)
戦国時代 天文6年(1537) 和歌山県立博物館蔵
鎌倉時代ごろから、高野山は真言密教の聖地であるだけでなく、阿弥陀浄土でもあるという考え方がみられるようになり、高野聖(こうやひじり)の依拠するところとなる。この資料は、そのような考えに基づいてつくられた高野山の縁起書であり、末尾で六字名号と五字真言は、得るものは同じであると説いている。
企画展「新収蔵品展」は、3月8日(金)~4月20日(日)まで
詳細は、こちら→ 企画展「新収蔵品展」
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