毎年恒例の職場体験(インターンシップ)が始まりました!
第1回目は和歌山市立貴志中学校です。
貴志中学校の生徒さん(男子生徒2名)が5月31日(火)~6月2日(木)の3日間、職場体験に来てくれました。
【初日(5月31日)】
まずは、恒例の朝礼での挨拶・自己紹介を済ませたあと、
博物館の展示見学・施設見学を行い、博物館はどんな仕事をしているところなのか、
ということを実際に見て知ってもらいました。
午後は、早速仕事をしてもらい、
博物館所蔵資料の整理作業(ナンバリング)を行いました。
【2日目(6月1日)】
2日目は、朝からすぐに仕事に取りかかりました。
秋の特別展「蘆雪潑溂(ろせつはつらつ)」にかかわり、
白浜町内の古文書の写真撮影を行いました。
前かがみになって撮影するのが大変だったようです。。。
午後は、館外へ出て夏休み企画展「きのくに人物百科-姿とことば-」にかかわる現地踏査。
徳川吉宗・南方熊楠生誕地の石碑を確認しに行きました。
(写真は徳川吉宗生誕地の石碑)
昭和14年(1939)に建てられたものであることがわかりました。
【3日目(6月2日)】
午前中は、収蔵庫内の掃除作業を行いました。
収蔵庫をきれいに保つことの大事さ、また広さも実感できたようです。
午後は、受付など来館された方々の対応をしてもらいました。
お客さんが来るたびに緊張していたようです。
最後に3日間の感想をまとめて、書いてもらいました(以下は一部抜粋)。
「この三日間で一番印象に残っているのが写真をとる作業です。
あの仕事は大変だったけど、終わったときの達成感はすごく大きかったです。
他にもあまり見たことがない物などを見せてもらって本当に感謝してます。」
「職場体験でここに来たのは、すごくよかったし、貴重な体験ですごい勉強になりました。
大変だったこと、おもしろかった事は、僕のこれからの人生で貴重な体験です。」
二人とも3日間お疲れさまでした。
けっこう大変な仕事もしてもらいましたが、これにこりず、
今度はお客さんとして、ぜひ遊びに来てくださいね。
(学芸員 坂本亮太)