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木食応其展、お楽しみに!

 特別展「没後400年 木食応其―秀吉から高野山を救った僧―」の内容について、正式なコンテンツ作製に先駈けて、博物館ニュース上で先にご紹介致します。


特別展 没後400年 木食応其―秀吉から高野山を救った僧―
平成20年10月18日(土)?11月24日(月・振替休日)


応其チラシオモテ 応其チラシウラ
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 木食応其(もくじきおうご、1536?1608)は、安土桃山時代から江戸時代初頭に活躍した真言宗の僧で、天正13年(1585)の秀吉による紀州攻めの際、高野山を救った人物としても知られています。
 今回の特別展では、秀吉による天下統一のなかで応其の果たした役割を明らかにするとともに、高野山上や山麓の紀ノ川周辺における復興事業(壇上伽藍の整備や興山寺・青巌寺の創建、応其寺<橋本市>・興山寺<紀の川市>の創建や岩倉池<橋本市>の改修など)にかかわる資料などをご覧頂きます。応其はまた連歌をよくし、「無言抄」を著したことでも有名で、文芸活動を通じた秀吉とのかかわりについても紹介します。


■開館時間
 9時30分?17時(入館は16時30分まで)
 ただし金曜日は19時まで開館(入館は18時30分まで)
■休館日
 月曜日(ただし、11月3日と11月24日は開館、11月4日(火)は休館)
■入館料
 一般800円(団体650円)、大学生500円(団体400円)※団体は20名以上
 ※高校生以下、高齢者(65歳以上)、障害者手帳をお持ちの方、県内に在学中の外国人留学生(外国人就学生を含む)は無料
 ※関西文化の日(11月15日・16日)の入館料は無料
■主催
 和歌山県立博物館・文化庁
■後援
 かつらぎ町教育委員会・紀の川市教育委員会・九度山町教育委員会・高野町教育委員会・橋本市教育委員会
■協力
 (財)和歌山県文化財保護協会・(社)和歌山県文化財研究会・和歌山県立博物館友の会
※会期中、一部の作品については展示替えを行います。また会期中常設展は行っていません。


■記念講演会「秀吉と紀州」(博物館友の会と共催)
 日時 10月26日(日)13時30分?15時
 講師 脇田修氏(大阪歴史博物館館長・大阪大学名誉教授)
 会場 県立近代美術館(博物館となり)2階ホール
 定員 120名(申込必要 TEL073-436-8670 FAX073-423-2467)


■博物館講座(13時30分?15時)
 会場 県立近代美術館(博物館となり)2階ホール
 日時 11月3日(月・祝)「木食応其と桃山時代の仏師」大河内智之(当館学芸員)
     11月9日(日)「興山寺・三船神社と荒川荘」高木徳郎(当館学芸員)
     11月23日(日)「近世の幕開けと木食応其」前田正明(当館主査学芸員)


■展示解説 11月2日(日)・11月15日(土)(13:30?14:30)
■一品解説 毎週金曜日(18時15分?45分)


■主な展示資料
 国宝 阿弥陀聖衆来迎図 有志八幡講十八箇院蔵(展示期間10/18?11/9)
 国宝 五大力菩薩坐像(竜王吼・無畏十力吼) 有志八幡講十八箇院蔵
 国宝 金銀字一切経(中尊寺経) 金剛峯寺蔵
 国宝 続宝簡集(巻三十七・五十一・五十四) 金剛峯寺蔵
 国宝(附) 醍醐寺金堂棟札 醍醐寺蔵
 重要文化財 太刀 銘国広 蓮華定院蔵
 重要文化財 太刀 銘国広 金剛峯寺蔵
 重要文化財 鶏図屏風 曾我直案筆(右隻) 宝亀院蔵
 重要文化財 紺紙金字法華一品経(開結共) 金剛峯寺蔵
 重要文化財 高麗版一切経 金剛峯寺蔵
 重要文化財(附) 三船神社本殿摂社棟札 三船神社蔵
 和歌山県指定文化財 文禄三年連歌懐紙 安養院蔵
 紀の川市指定文化財 木食応其坐像 興山寺蔵
 橋本市指定文化財 木食応其像 応其寺蔵
 かつらぎ町指定文化財 大日如来・阿弥陀如来・薬師如来坐像 遍照寺蔵
※ほか多数の資料を展示します。
特別展内覧会へのご招待のお知らせ
和歌山県立博物館ウェブサイト

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