今回の企画展では、実際に面掛行列で使用されている仮面を着用する「面掛の仮面をかぶってみよう!」を毎日、いつでもご体験頂けます。
博物館のエントランスに、こんな感じで設営しています。お面だけでなく、衣装も着用していただけます。記念写真、大歓迎です。ぜひ面掛気分を味わって下さい。
フル装備を身にまとうと、こんな感じになります。モデルの方が怒っているように見えるのはあくまでお面のせいで、実際はニコニコです。
ご用意している仮面は、次の3面です。
左から、般若(はんにゃ)、泥小飛出(でいことびで)、鬼です。
これらの仮面は、NPO和歌浦万葉薪能の会と能面文化協会の協力で新たに作製され、紀州東照宮に奉納されたものです。賑やかな面掛行列用に、普通の能面より丈夫に作られています。とはいっても伝統的な素材と技法で作られたもの。手に取るお客様は、落とさぬよう、壊さぬよう、なにとぞ大事にお取り扱い下さいますよう、お願い申し上げますm(_ _)m。
企画展「奇跡の仮面、大集合!―紀州東照宮・和歌祭の面掛行列―」へのご来館のおりには、ぜひこれらのお面をかぶってみて下さい。皆様のお越しを心よりお待ち致しております。(学芸員大河内智之)
→企画展「奇跡の仮面、大集合!―紀州東照宮・和歌祭の面掛行列―」
→「奇跡の仮面、大集合!」図録販売中
→和歌山県立博物館ウェブサイト