今日は、「野呂介石」展の2回目の記念講演会が開催され、
大阪大学総合学術博物館教授の
橋爪節也(はしづめせつや)先生に
「江戸時代の大坂画壇と野呂介石―木村蒹葭堂を中心に―」という演題で
ご講演をいただきました。
寒かった昨日とはうって変わって
快晴の暖かい日和に恵まれたこともあって
講演会には55人の方々にご参加いただきました。
ありがとうございます。
会場の風景はこんな感じです。
ご講演の内容は、
介石の画業にも大きな影響を与えた大阪の文人
木村蒹葭堂(きむらけんかどう)という人物の紹介にはじまり、
蒹葭堂と和歌山とのかかわり、
さらには蒹葭堂と介石とのかかわりを中心に
難しいお話しを、とてもわかりやすくご講演いただきました。
ご講演いただきました橋爪先生、
また、ご参加いただきましたみなさま、
本当に、ありがとうございました。
展覧会の会場では
今回、先生にお話しいただきました
木村蒹葭堂の作品も、展示しております。
今回のご講演を通して
野呂介石展の見方の幅を広げていただければ幸いです。(学芸員 安永拓世)
→特別展 野呂介石
→和歌山県立博物館ウェブサイト