本日は、「新発見・新指定の文化財」展の
5回目のミュージアムトーク(展示解説)を開催しました。
近隣の桜はすでに散り始めていますが、
天候に恵まれたせいもあって、
意外に散りきらずに残っている桜も多く、
お花見日和ももう少し続きそうです。
今回のミュージアムトークへのご参加者は10名。
いつもながら、こじんまりしたトークではありますが、
みなさん、熱心に聴いて頂き、
担当する学芸員としても、楽しいひとときとなりました。
トークの風景はこんな感じです。
(画像をクリックすると拡大します)
今日は、トーク終了後に、
桑山玉洲(くわやまぎょくしゅう、1746?99)の屏風や襖絵が所蔵されている
念誓寺というお寺についてのご質問もありました。
この念誓寺に所蔵されている屏風については、
前回のコラム
→桑山玉洲の傑作 那智滝と橋杭岩の屏風
で少しご紹介しましたが、襖絵については、
また次のコラム
→桑山玉洲の襖絵 富岳図・山水図襖はどこにあったのか?
で、ご紹介したいと思います。
あわせてご参照ください。
なお、「新発見・新指定の文化財」展のミュージアムトークは
これで、すべて終了いたしました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
展覧会は、4月18日まで続きます。
また、ミュージアムトークでお話ししていたような
新発見資料の裏話などを
この博物館ニュースのコラムでご紹介していく予定です。
ぜひ、お楽しみに。(学芸員 安永拓世)
→企画展 「新発見・新指定の文化財」
→和歌山県立博物館ウェブサイト