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子ども向けミュージアムトーク(最終回)が行われました

 今日は、6回目(最後)のミュージアムトーク(展示解説)を行いました。
突然の雷雨でしたが、7人集まってくれました。
 夏休みも終盤となり、子どもたちの姿が少し減ってきましたが、
保育園児から、中学生、大学生、年配の方まで
バラエティに富んで楽しく会話しながら行いました。

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 参勤交代では、紀伊藩の参勤交代を具体的にお話ししながら(日数、ルート、行列の数など)、
展示資料をみていただきました。

 展示の作品の一つを紹介しましょう。

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 浅野長晟書状 (あさのながあきらしょじょう)  一巻
 1614年(慶長19年)  和歌山県立博物館蔵

6浅野長晟書状 (部分、画像をクリックすると拡大します)

 慶長18年8月に亡くなった兄の幸長(よしなが)の後、
弟の長晟(1586~1632)が浅野家の家督を相続し、紀伊藩主となりました。
 この書状は、その翌年に起こった大阪冬の陣に関するものです。
長晟は、10月19日江戸から和歌山に戻り、
26日に新宮の浅野忠吉を大坂に向かわせ、自らは11月3日に出発しました。
こうしたなか、家康の側近である竹腰正信(たけのこしまさのぶ)に対して、
出陣が遅れた事情について、家康への取りなしを依頼する内容となっています。

 【お詫びと訂正】
 現在、夏休み子ども向け企画展「和歌山城と城下町に住む人々」と同時に
ロビー展「中学生が作った絵巻と高校生が作った仮面」を開催しています。

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 このうち、「高校生が作った仮面(和歌祭の面掛行列で使われてきた仮面のレプリカ)」は、
9月4日(日)から吹田市立博物館で開催される
秋季特別展「さわる-みんなで楽しむ博物館-」 に出陳されます。
そのため、当館での展示は 8月31日(水)まで とさせていただきます。ご注意下さい。
 なお、「中学生が作った絵巻」は、4日(日)まで展示しています。
(主任学芸員 前田正明)

お城の話
和歌山城と城下町に住む人々
和歌山県立博物館のウェブサイト