県立和歌山工業高校と協力して作ったさわれるレプリカについて、去る11月5日、ISEM(International Symposium on Advanced Science and Technology in Experimental Mechanics-実験力学における先端科学技術に関する国際シンポジウム-)高校生・高専生ポスター展示発表の部が関西国際空港内にて開催され、和歌山工業高校の生徒さんが、その取り組みについてポスターセッションを行いました。
事前にポスターを作り、報告内容をまとめ、前日まで念入りにリハーサルを行った上で、いざ緊張の当日!
おおー、これは緊張するなというのがムリなシチュエーション…。ポスターの前には机を置いて実際に作ったレプリカを並べ、一人が報告、一人がレプリカを聴衆者に手渡して、5分の持ち時間でアピール。
その結果…、
約20校参加したなかで、優秀とみとめられた4校(高専2校、高校2校)に、見事選ばれました!パチパチパチ!
なお、写真は和歌山工業高校武本先生よりご提供頂きました。
博物館の分野においても、工業や教育の分野においても、それぞれこのレプリカ作りの取り組みが評価されはじめています。県立博物館と県立工業高校の融合による取り組み、担当者の予想を超えて、どんどん広がりを見せています。
今年度の新規レプリカ作りも、どんどん進んでいますよ!
(学芸員 大河内智之)