本日、6月17日は、企画展「箱と包みを開いてみれば―文化財の収納法―」の
2回目のミュージアムトーク(展示解説)がおこなわれました。
今日は、朝から薄曇りでしたが、昨日、和歌山が大雨に見舞われたせいでしょうか、トークへの参加者はちょっと少なく、3名でした。
人数が少なかったので、お付き合いいただくのも、何だか少し申し訳なかったのですが、参加者の質問へお答えしながらの、アットホームな感じのトークになりました。
トークの風景はこんな感じです。
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ご参加いただいたみなさま、お忙しい中、お付き合いくださり、ありがとうございました。
トーク終了後は、今回展示している個人蔵の資料について、「こんな貴重な文化財を個人でどうやって保管されているのでしょうか?」というご質問もございました。
まさに、今回の展覧会にぴったりのご質問です。
こうした貴重な文化財を、個人でもきちんと伝えて残していくためにも、古くから伝えられてきた正しく安全な収納法を身につけて、実践していく必要があります。
そうした方々のためにも、今回は、チラシと目録を印刷したリーフレットの裏に、「掛軸のしまい方」「箱の紐(ひも)の結び方」「着物のたたみ方」を図解や写真で、わかりやすくご紹介しました。
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身近な文化財の収納に、ぜひ、お役立ていただけましたら幸いです。
さて、次回以降のトークは次の4回です。
6月23日(土)、7月1日(日)、7月7日(土)、7月15日(日)
時間は、7月7日以外は、13時30分から1時間程度
7月7日のみは、14時から1時間程度を予定しています。
ぜひ、ふるってご参加ください。(学芸員 安永拓世)
→企画展 箱と包みを開いてみれば―文化財の収納法―
→和歌山県立博物館ウェブサイト