7月5日(木)・6日(金)の2日間、
和歌山市立西和中学校の生徒2名が職場体験に来てくれました。
例のごとく、初日午前は館内見学。
(収蔵庫で火縄銃を持っているところ) (警備員さんから説明を受けているところ)
警備員さんも西和中学校出身(大先輩!)ということで、
説明にも熱がはいってます。
午後からは博物館に送られてくる図書(報告書類)の入力作業。
(図書の入力作業)
私は別の用事があったため、途中で離れましたが、
最後まできちんとやってくれていたようです。
この時に、担当の先生が様子を見に来てくれました。
一日目はここで終了。
2日目は、まず夏休み企画展「きのくにのむかしばなし」の広報資料の作成です。
広報資料を輪転機で印刷し、それを組み、封筒に入れる作業をしてもらいました。
(広報資料を組んでいるところ)
輪転機やガチャ玉(ガチャック)など、
使うのが初めての道具・機械ばかりのようでした。
この時に担当の先生が再び様子を見に来てくれました。
午後からは、受付・ショップ・監視の仕事を体験してもらいました。
一気に6名のお客様が来て、コーヒーの注文をいただいたので、
それを用意して運んでもらいました。
(コーヒーを運んでいるところ)
あと館内の監視では、2人ともイスに座ると眠たくなったようです。
二人ともじっとしているのが辛いらしく、監視の仕事は苦手そうでした。
(イスに座りうとうとしてるところ)
じっと見守るのも仕事ですよ。
さて、2人に感想を聞いてみました(原文そのままです)。
-------------------------------------------------------------------------------------–
僕は職場体験で県立博物館へ行かしてもらい楽しかったです。
一年の時は「職場体験どこへ行こう」と思っていたのですが、
この県立博物館へこれてよかったです。
一日目の最初のほうは、どう言う仕事をしたら良いのか
わからなかったのですが、その日のうちに慣れて
2日目では少し寝かけたのですが、2日間で一番楽しかったのは、
パソコンで資料をうちこむのと、資料整理が楽しかったです。
また来たいです。
-------------------------------------------------------------------------------------–
職場体験をして今回思ったことは、
「仕事ってこんなにいそがしくて、こんなにたいへんなんだ。」と思いました。
あと何年かすると僕も自分ノ仕事をするので、
この職場体験でのことをいかしていきたいです。
一番の思いでは、火縄じゅうと刀をさわれたことです。
-------------------------------------------------------------------------------------–
二人とも二日間お疲れ様でした。
今年では初めて「体育会系」の生徒が来たので、
元気も良く、逆にじっとしているほうが辛かったようです。
職場体験で博物館の仕事を知ってもらいましたが、
今度は逆にお客さんとして博物館に来てみると、
また博物館の見方が変わると思います。
夏休みには小学生・中学生向けの展覧会をやりますので、
是非、また博物館に、今度はお客さんとして来てくださいね。
(学芸員 坂本亮太)