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企画展 高野山寺領の村

令和5(2023)年12月16日(土)~令和6(2024)年2月12日(月・休)

企画展 高野山寺領の村

 天正13年(1585)羽柴(はしば)(豊臣(とよとみ))秀吉(ひでよし)の紀州攻めによって、根来寺(ねごろでら)・粉河寺(こかわでら)、太田城(雑賀衆(さいかしゅう))が攻め落とされるなか、高野山は木食応其(もくじきおうご)の仲介で降伏し、焼き討ちを免れました。天正19年検地が完了し、高野山の麓(ふもと)(伊都郡・那賀郡の紀の川以南に位置する、中世以来の高野山の領地)は、高野山寺領として認められました。

元和5年(1619)徳川頼宣(とくがわよりのぶ)が紀伊藩主となり、紀伊国の大部分は紀伊徳川氏の領地(紀伊藩領)となりますが、それに含まれなかった高野山麓に所在した高野山寺領は明治2年(1869)まで存続しました。

この企画展では、近世高野山寺領の成立に深く関わった木食応其を紹介するとともに、高野山麓に所在した寺領の村々で花開いた芸能や人々の暮らしを紹介します。

[展示構成]
  Ⅰ 高野山寺領の概観
  Ⅱ 寺領の成立と木食応其
  Ⅲ 高野山上や山麓の賑わい
  Ⅳ 紀伊藩領との境界付近

展覧会情報

会場 和歌山県立博物館 企画展示室
会期 令和5(2023)年12月16日(土)~令和6(2024)年2月12日(月・休)
開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日・年末年始(12月29日~1月3日)
(ただし、1月8日(月・祝)と2月12日(月・休)は開館、1月9日(火)は休館)
観覧料 一般280円(230円)・大学生170円(140円)
※( )内は20名以上の団体料金
※高校生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方、県内に在学中の外国人留学生は無料
※毎月第1日曜日は無料(会期中では、1月7日・2月4日)
主催 和歌山県立博物館

関連事業

ミュージアムトーク(展示解説)13時30分~14時30分

 12/16(土)・24(日)

 1/6(土)・14(日)・20(土)・28(日)

 2/3(土)・12(月・休)

※入館の手続きをお済ませのうえ、企画展示室にお集まりください(事前申し込み不要)

同時開催

常設展「きのくにの歩み―人々の生活と文化―」

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