令和4年(2022)12月3日(土) ~ 令和5年(2023)1月22日(日)
仏教の伝来、それは日本古来の「カミ」の信仰をもっていた人々にとって、新しい文化の流入でした。目に見えぬ「カミ」への崇拝と、「ホトケ」の姿を表現する仏教は、不思議と交ざり合い、豊かな信仰の世界を繰り広げていきます。
都からほど近くにありながら深い自然にとざされた、きのくに―和歌山県には、高野山や熊野三山をはじめ、各地に霊場が存在します。このたびの企画展では、県立博物館の所蔵品をはじめ、きのくにの信仰にまつわる資料を展示し、霊地で育まれた神仏習合の様相をたどります。
【展示構成】Ⅰ カミとホトケの坐(いま)すところ/Ⅱ カミとホトケが出逢う~仏教伝来~/
Ⅲ カミとホトケを表す~神仏習合と本地垂迹~/Ⅳ 霊地がつなぐカミ・ホトケ
[展示資料:36件56点 うち重要文化財4件、県指定文化財4件]
みどころ
①菩薩坐像(ぼさつざぞう)
②獅子(しし)・狛犬(こまいぬ)
③千手観音立像部材(せんじゅかんのんりゅうぞうぶざい)
④如意輪観音像(にょいりんかんのんぞう)
展覧会情報
会場 | 和歌山県立博物館 1階 企画展示室 |
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会期 | 令和4年(2022)12月3日(土) ~ 令和5年(2023)1月22日(日) |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、1月9日(月・祝)は開館、10日(火)は休館) 年末年始(12月29日(木)~1月3日(火)) |
観覧料 | 一般280円(230円) 大学生170円(140円) ※( )内は20人以上の団体料金。 ※高校生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方(同伴者を含む)は無料。 ※和歌山県内に在学中の外国人留学生は無料。 ※毎月第1日曜日は無料(会期中では12月4日(日)・1月8日(日)) |
主催 | 和歌山県立博物館 |
関連事業
ミュージアムトーク(学芸員による展示解説)
日時 12月4日(日)・12月24日(土)・1月8日(日)・1月14日(土)・1月22日(日)
いずれも13:30〜14:30
※当日、当館受付にてお申し込み下さい。
※新型コロナウイルス感染症流行の状況により、中止となる場合があります。