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特別展「中世の村をあるく-紀美野町の歴史と文化-」(仮サイト)

特別展 中世の村をあるく-紀美野町の歴史と文化-
会期:10月22日(土)~ 12月4日(日)
中世の村をあるくチラシ表
中世の村をあるくチラシ裏
開催要項
 平安時代から室町時代の紀美野町には、東に神野・真国荘(こうの・まくにのしょう)、西に野上荘(のかみのしょう)という2つの大きな荘園がありました。神野・真国荘については、神護寺と高野山とに平安時代・鎌倉時代の村の様子を描いた2枚の絵図が残ることで、非常に希有な地域です。また、野上荘は京都の石清水八幡宮と深いかかわりがある荘園で、神野・真国荘を描いた絵図のなかにも描かれています。
この特別展では、2枚の絵図を手がかりにして、荘園の領主である神護寺・高野山・石清水八幡宮と、現地である神野・真国・野上地区を中心とした紀美野町の文化財を紹介し、中世(おもに平安時代~室町時代)の農村の世界へと誘います。棚田をはじめとした豊かな自然の源流と、村や寺社に残るさまざまな生活・信仰にまつわる遺品を展観し、現在まで育まれてきた紀美野町の歴史と文化を紹介させていただきます。さらに本展覧会が、紀美野町を散策するための道案内となればと考えています。
  
1 主 催 和歌山県立博物館、文化庁
2 後 援 紀美野町、紀美野町教育委員会
3 協 力 紀美野町まちづくり推進協議会、(学)りら創造芸術高等専修学校
      (財)和歌山県文化財保護協会、(社)和歌山県文化財研究会
      和歌山県立博物館友の会
4 会 期 平成23年(2011) 10月22日(土)~ 12月4日(日)
5 会 場 和歌山県立博物館 常設展示室、および企画展示室
6 開館時間 9時30分~17時(入館は16時30分まで)
7 入館料 一般800円(650円)、大学生500円(400円)
      高校生以下・高齢者(65歳以上)・障害者手帳をお持ちのかた、
      県内に在学中の外国人留学生(外国人就学生を含む)は無料
      ※(  )は20人以上の団体料金
      ※11月19日(土)・20日(日)は関西文化の日のため入館料が無料になります。
8 休館日 月曜日
9 おもな出陳資料
 紀伊国神野・真国荘絵図(重文 神護寺蔵)、紀伊国真国荘絵図(正智院蔵)、宝簡集(国宝 金剛峯寺蔵)、神護寺文書(重文 神護寺蔵)、文覚上人像(神護寺蔵)、石清水八幡宮文書(重文 石清水八幡宮蔵)、野上八幡宮託宣記(野上八幡宮蔵)、聖観音立像・毘沙門天立像・不動明王立像(玉泉寺蔵)、弘法大師像(遍照寺蔵)、阿弥陀如来坐像(大日寺蔵)、大般若波羅蜜多経(満福寺蔵)、六字名号(円照寺)、ほか
【関連イベント】
◆紀美野町まちづくり推進協議会歴史発見部会の
  紀美野歴史発見ウォーク「みる・あるく・きみの」詳細はこちら。
 10月29日(土) 9時30分
  紀美野町文化センター受付
  10時出発、16時終了予定
  ※雨天決行
◆講演会(県立近代美術館(博物館となり)2階ホール)
 11月6日(日)  13:30~15:00 
   高木徳郎氏(早稲田大学准教授)
   「絵図の魅力・景観の魅惑―紀伊国神野・真国荘絵図を読む」
 11月23日(水・祝) 13:30~15:00 
   伊東史朗(当館館長)「文覚上人と神護寺・東寺の復興」
◆博物館講座(県立近代美術館(博物館となり) 2階ホール)
 11月12日(土) 13:30~15:00 大河内智之(当館学芸員)「神野・真国荘の仏像」
 12月3日(土)  13:30~15:00 坂本亮太(当館学芸員)「野上八幡宮の歴史と文化」
◆ミュージアム・トーク(展示解説)
 ①10月23日(日)、11月3日(木・祝)は13:30~14:30
 ②11月6日(日)、11月12日(土)、11月23日(水・祝)、11月27日(日)、12月3日(土)は15:00~16:00
  ※入館券をお求めのうえ、展示室入り口にお集まり下さい。
◆そのほか
11月27日(日) 13:30~  真国御田春鍬規式 実演(りら創造芸術高等専修学校)
  *会場;県立博物館エントランスホール 入館料・参加費無料

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