本日、企画展「新発見・新指定の文化財」がオープンしました。
今回の企画展は、
近年、博物館の調査などによって新たに発見された資料と、
近年、新しく和歌山県や和歌山県内の市町村指定文化財に
指定された資料とを、あわせて公開する展覧会です。
新発見資料は、当然、いずれも初公開ですし、
新指定文化財の中には、指定を受けてから初めて展示されるものや、
これまで一堂に展示されることがなかった
襖(ふすま)や屏風(びょうぶ)なども含まれています。
いわば、新発見資料と指定文化財のお披露目(おひろめ)です。
展示資料は、
和歌山県指定文化財 2件 10点
和歌山市指定文化財 3件 20点
かつらぎ町指定文化財 1件 6点
新発見資料 7件 7点
で、合計 13件 43点
の資料が展示されています。
展示室は、こんな感じです。(画像をクリックすると拡大します)
解説のキャプションでは
むつかしい言葉をなるべく使わないようにして
わかりやすい説明を心がけました。(画像をクリックすると拡大します)
また、指定文化財が指定された意義や貴重性、
さらには、博物館の文化財調査の成果がきっかけとなって
文化財の指定へと結びついたケースなどもご紹介しています。
こうした資料を通して、和歌山の魅力や文化財の大切さを
あらためて感じていただければ幸いです。
ぜひ、この機会を、お見逃しなく。(学芸員 安永拓世)
→企画展 「新発見・新指定の文化財」
→和歌山県立博物館ウェブサイト