ロビー展
できたて!今年の新作さわれるレプリカ!
―県立和歌山工業高校との協働事業―
(会期:2月10日(金)~3月9日(金))
和歌山県立博物館では施設のユニバーサルデザイン化促進のため、文化庁の平成23年度文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業(ミュージアム活性化支援事業)として、①さわれるレプリカの常設展示室内への設置、②さわって読む図録の作製、③展示室内の照度環境の改善の、3つの事業を進めています。これは視覚に障害のある人が博物館を利用する上でのバリアーの解消と、あらゆる人にとって楽しく歴史を学ぶための環境整備を目的としたものです。
このたび、和歌山県立和歌山工業高校産業デザイン科との協働で作製した、さわれるレプリカが完成しましたので、常設展示室内への設置に先立ち、博物館エントランスホールを会場にプレ展示を行います。
和歌山県の歴史を、楽しみながら、さわって学んでみてください。
なお、これらのレプリカ資料は、3月10日(土)から、明るくなった常設展示室内の各所に、点字パネルとともに設置する予定です。
出陳するレプリカ資料
袈裟襷文銅鐸(太田・黒田遺跡出土、現品は和歌山市教育委員会所蔵)
鳥形埴輪(大日山35号墳出土、現品は和歌山県教育委員会所蔵)
蓮華文軒丸瓦(上野廃寺・西国分廃寺出土、現品は和歌山県教育委員会所蔵)
大日如来坐像(那智経塚出土、現品は那智山青岸渡寺所蔵)
一石五輪塔(根来寺坊院跡出土、現品は和歌山県教育委員会所蔵)
偕楽園焼交趾写二彩寿字文花生(現品は和歌山県立博物館所蔵)
牛馬童子像(現品は田辺市教育委員会管理)
ロビー展 できたて!今年の新作さわれるレプリカ!―県立和歌山工業高校との協働事業―
主催 和歌山県立博物館
会期 平成24年2月10日(金)~3月9日(金)
会場 和歌山県立博物館エントランスホール
開館時間 午前9時30分~午後5時
利用料金 無料(ただし、常設展示室・企画展示室へ入室される場合は入館料が必要です)