土製仮面作製のようす
和歌山県立和歌山盲学校の生徒のみなさんに、仮面のことを身近に感じてもらうために、美術の授業を利用して、縄文時代の遺跡から出土した土製仮面をモデルにして土製仮面を作ってもらいました。
11月30日、生徒のみなさんが学校で作った粘土製の土製仮面を、和歌山県立紀伊風土記の丘の園内に運び、野焼きによる焼成を行いました。
まずはおこした火のまわりに仮面をならべ、焼成の際に割れないよう、乾燥させます。
乾燥の後、火の中に土製仮面を入れて、火力を足して焼成。
焼き上がった土製仮面、13面です。一面だけ、焼成時に割れてしまいましたが、接着して修理を施しました。
今回、生徒のみなさんが作製したこれらの土製仮面も、さわってご鑑賞いただくことができます。どうぞ、壊れないように、大切に、ふれてみてください。