祇園南海書巻 1巻
(ぎおんなんかいしょかん)
江戸時代 正徳元年(1711) 和歌山県立博物館蔵
紀伊藩の儒官であった祇園南海は、正徳元年に日本に来訪した第8回朝鮮通信使の接遇にあたるため、江戸におもむいた。南海は、幕府の儒官であった室鳩巣(むろきゅうそう)らとともに、漢文の筆談による通訳にあたり、また漢詩の贈答を行っている。この巻子は、通信使三等官の李邦彦(イバンオン)に贈られた漢詩文である。
企画展「新収蔵品展」は、3月8日(金)~4月20日(日)まで
詳細は、こちら→ 企画展「新収蔵品展」
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