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博物館友の会のバス研修旅行が行われました。

 今日(9日)、現在開催中の特別展「京都・安楽寿院と紀州・?あらかわ? ―木食応其を支えた僧・覚栄の事績を中心に―』のゆかりの地などをめぐる、博物館友の会のバス研修旅行が行われました。
あいにくの雨にかかわらず、27人(事務局3人含む)の参加がありました。
IMG_2851(安楽川の開発) (展示解説の様子〈中・近世におけるあらかわの開発と景観〉)
 まず、特別展の展示をご覧いただきました。
その後、バスに乗りこみ目的地に向かって出発しました。
コースは、県立博物館 → 旧名手宿本陣 → 青洲の里(昼食含む) → 龍の渡井(小田井用水路) → 三船神社 → 興山寺 → 奥家屋敷 → 最上廃寺 → 県立博物館、でした。
IMG_2858(名手宿本陣) (旧名手宿本陣)
IMG_2866(春林軒) (青洲の里〈春林軒〉)
IMG_2880(三船神社) (三船神社)
IMG_2891(奥家屋敷) (奥家屋敷)
 天候不良と時間の制約から、龍の渡井・興山寺・最上廃寺は車中からの見学となりました。
楽しみにしておられた方もいたようなので、申し訳ありませんでした。
青洲の里では、特別展「肖像画にみる青洲」が開催されていました。隣にある春林軒とあわせて、職員の方から説明していただきました。
また、三船神社では宮司さん、奥家屋敷では奥さんご夫妻にお世話になりました。
 参加者の方から、身近にこんなすばらしいところがあるとは知らなかった、という感想もいただきました。
とくに、後半の安楽川周辺での見学は、展示とあわせて現地を見ていただけたのがよかったようです。
雨のなか、ご参加いただいた方々、本当にありがとうございました。
 明日(10日)は、午後13時30分からミュージアムトークを行います。
また、明後日(11日)は、午後13時30分から博物館講座「悪党が去ったあとの?あらかわ?」(講師・当館学芸員坂本亮太)を行います。振るって、ご参加ください。
(主任学芸員 前田正明)
→和歌山県立博物館ウェブサイト
→特別展 京都・安楽寿院と紀州・?あらかわ?

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