本日(11月27日)は、和歌山県立博物館の運営や活動についてを議論する、博物館協議会が開催されました。
博物館協議会では、さまざまな専門分野の協議会委員の方々にお集まりいただき、博物館の事業や運営に関する事業報告や、予算案などについての協議をおこないます。
協議会は、毎年1回開催され、この協議会での協議内容や委員の方々のご意見に基づきながら、博物館は事業をすすめていくことになります。
今年は、13名の委員の先生方のうち、8名の方々にご出席いただきました。
主な議題としては
(1)会長・副会長の選出
(2)美術資料選定委員の選出
(3)平成23年度・平成24年度の事業についての報告
(4)平成25年度予算及び事業についての協議
がおこなわれました。
各年度の当館の事業報告や中間報告をおこなったのち、各委員の先生方からは、さまざまなご意見をいただくことができました。
文化庁の補助金を受けた仏像のレプリカ作成事業に関する質問やご意見、子ども向けの展覧会や講演会のタイトルおよび内容についての課題、博物館の入館者数を増加させるような広報活動の提案、さらには、動画を利用した新しい広報の提案などなど、大変有意義なご意見も数多くございました。
予算的な制約もあり、こうしたご意見に十分お答えできるかどうかはわかりませんが、今回いただいた貴重なご意見を、当館の今後の事業に反映できるよう、鋭意努力していく所存です。
また、協議会の後は、委員の先生方にも、現在開催中の特別展「高野山麓 祈りのかたち」の展示をご覧いただきました。
委員の先生方、お忙しい中、ありがとうございました。(博物館 学芸課)