特別展図録『道成寺と日高川』では、出陳全作品の図版・解説とともに、下記論考・コラムを掲載しています。
盛りだくさんの内容ですので、ぜひお求め下さい(A4版、252ページ、2000円)。
購入方法はこちら→和歌山県立博物館の出版物
【論考】
「道成寺と日高川―道成寺縁起と流域の宗教文化―」大河内 智之(主査学芸員)
「「道成寺縁起」の成立圏―湯河氏と南都絵所の関与をめぐって」高岸 輝 氏(東京大学大学院准教授)
「道成寺本堂―建築的特質と道成寺の来歴を探る―」鳴海 祥博 氏(元(財)和歌山県文化財センター)
「絵ものがたりとしての「道成寺縁起」絵巻の世界」阿部 泰郎 氏(名古屋大学大学院教授)
【コラム】
①「古代の日高郡―日高川流域を中心に―」竹中 康彦(学芸課長)
②「伽藍配置からみた道成寺」丹野 拓 氏(和歌山県教育庁文化遺産課主査)
③「新出道成寺千手観音像部材の年輪年代測定」 大河内 隆之 氏(奈良文化財研究所主任研究員)
④「道成寺の国宝千手観音立像について」三本 周作 氏(和歌山県教育庁文化遺産課副主査)
⑤「道成寺蔵『千手千眼陀羅尼経』に見る「書写の功徳」と「加点の功徳」」宇都宮 啓吾 氏(大阪大谷大学教授)
⑥「阿田木祭と熊野信仰」蘇理 剛志 氏(和歌山県教育庁文化遺産課副主査)
⑦「日高川流域の中世」坂本 亮太(学芸員)
⑧「道成寺と芸能」吉村 旭輝 氏(和歌山大学特任准教授)
⑨「道成寺縁起の修理とその成果」大野 恭子 氏(株式会社修美取締役修復部部長)
⑩「日高と南都の接点―和歌山唯一の宿院仏師作例―」大河内 智之(主査学芸員)
⑪「道成寺建立縁起の展開と来歴」大橋 直義 氏(和歌山大学准教授)
⑫「熊野古道と道成寺縁起―関連故地をめぐる―」坂本 亮太(学芸員)
⑬「道成寺の伝説と絵巻にお仕えして」小野 俊成 氏(道成寺院主)