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職場体験2015有功中学校

和歌山市立有功中学校の2年生の生徒さん2人が、11月10日(火)から11月11日(水)までの2日間、職場体験学習に来てくれました。
学校では、9日(月)から職場体験を実施しているようですが、
博物館は月曜日は休館なので、10日が初日となりました。
50分ほどかけて、自転車で来てくれました。
1日目(10日)、朝礼のあと、最初の仕事として、展示室のガラスふきをしてもらいました。
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ちょうど、テレビ和歌山の取材があったので、収録に参加してもらいました。
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そのあと、前日の企画展「鯨とり」の開会式で使ったイスを近代美術館まで片付けに行きがてら、
美術館の展示をいっしょにみました。
博物館に戻り、、県立博物館の歴史や施設の概要を簡単に説明し、
その後、バックヤードをみてもらいました。
次の仕事は、他館から送られて来たポスターの掲示です。
古いポスターを取って、新しいポスターに入れ替えます。
少しコツがいるのですが、だんだんわかってきたようです。
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次に缶バッチの制作です。これが商品になると説明すると、少し緊張したようです。
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2日目(11日)、昨日と同じ、朝礼のあとの窓ふきです。
次に、収蔵庫内の掃除をしてもらいました。
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博物館では文化財を展示するだけでなく、後世に残すために文化財を大切に保管していることも知ってもらいました。
そのためにも、収蔵庫はいつも奇麗にしておかないといけないとお話ししました。
午後は受付・ミュージアムショップ・監視などで来館者への対応も体験してもらいました。
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2人に職場体験の感想を聞いてみました。
思ったより体力仕事が多く、疲れましたが、わに口や仮面、鯨から作った駒など、めずらしいものをたくさん見られ、日本刀や火縄銃はさわることもできたので、とても貴重で、良い経験が出来て、より歴史に興味が持てました。一ヶ月の電気代にはとても驚きました。
いろいろすることがあって、一番つかれたのは、まどふきです。ふく所がたくさんあり、腕や腰がいたくなりました。ほかに売っている物に値札をはったりしなければいけないし、物を保管している所のそうじをしたり、たくさんすることがありました。物を保管している部屋の温度と湿度が変わらなく、おどろきました。この2日間、疲れたけど楽しくできました。ありがとうどざいました。
戦国時代に興味をもつ2人でした。
興味がありそうな展示があれば、また来て下さい。
お疲れ様でした。
(主任学芸員 前田正明)

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