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貴志中学校の職場体験学習のようす

平成25年5月21日から23日までの3日間、和歌山市立貴志中学校の生徒3人を、職場体験学習として受け入れました。
初日の21日、館内を案内している際、生徒の1人が緊張のあまり体調を崩したので、予定を変更して、まずはゆっくり座ってできるチケット等の仕分け作業と、新聞記事の切り抜きと整理作業から。午後は、館内の各所を見学し、収蔵庫では火縄銃や刀の重さも体験してもらった後、館内にある写場を整理し、掃除機をかけて丁寧に清掃して終了。
貴志中学2013写場清掃
[写場の整理と掃除]
2日目の22日は、展示室のガラス清掃と、ポスターの整理作業を行ったのち、博物館屋外展示室の複製を清掃。これのために体操服で出勤してもらいました。埃が積もって汚れていた複製がぴかぴかになりました。懸案だったので本当に助かった…。午後からは約40面の仮面を撮影。仮面を持つ場所(紐穴の部分)を理解してもらって、実際に資料を取り扱ってもらいました。ドキドキ。
貴志中学2013屋外展示掃除
[八上王子復元社殿の清掃]
貴志中学2013地蔵清掃前 貴志中学2013地蔵清掃後
[地蔵峰寺寺蔵菩薩像複製の清掃・左が清掃前、右が清掃後]
最終日の23日は、博物館に日々送られてくる図書の配架作業をじっくり。100冊近く、進みました。午後は、博物館受付、ミュージアムショップ、展示室内監視業務をローテンションしながら体験してもらい、実際にお客様と接してもらいました。
貴志中学2013書庫整理
[書庫での配架作業]
最後に、職場体験学習を行った3人の感想を掲載します。


 21日から3日間の間、この和歌山県立博物館で職場体験させていただき、本当にありがとうございました。
 客として行った時は、あまり働いている様子をみたことが無かったのですが、今回の職場体験でそのイメージは一転しました。
 資料や展示物の収蔵、資料の調査、清掃などから写真の撮影まで、多くのことを体験し、分かりました。これを毎日、さらにそれ以上のことをしているのかと思い、感心しました。 23日は普段みるような仕事もしましたが、思った以上に緊張する作業であることを実感し、驚きました。
 この3日間で仕事をする上での心構えも、言わずとも教えてくれた気がします。
 最後に、この3日間いろいろと助けていただき、本当にありがとうございました。このことを今後にも生かしていきたいと思っています。


 5月21日から5月23日までの3日間、自分は和歌山県立博物館で職場体験学習をさせていただきました。初めはかなり緊張して汗をかきました。職場では実際に働いている人にいろいろと教えてもらいながら、取り組みました。
 3日間の間に取り組んだことは、初めて経験することが多かったので大変でした。だけど楽しかったです。特に刀を持ったり、100年以上前の仮面に触ったり、1本40万円くらいのガスボンベを見た時は、貴重な体験をしたなと思いました。
 職場のみなさんは、やさしく接してくれました。この3日間の貴重な体験を今後に役立てたいです。この3日間、お世話になりました。ありがとうございました。


 5月21日の朝、とても緊張しすぎたので博物館と間違えて美術館に入ってしまいました。間違えたあと、少し恥ずかしかったです。それのせいか、よりいっそう緊張したので貧血になってしまい倒れました。倒れたときは僕もとてもびっくりしました。5月22日の朝礼の時に、職場の方々が僕を気に掛けてくれたので、申しわけないと思いました。
 仏像の複製とかをそうじした時はとてもびっくりしました。ぞうきんをバケツの水で洗うと石油みたいに黒くなったのでびっくりしました。
 仮面を写真で取った時、鬼の顔みたいな仮面もあるし、とても怖い顔をした仮面をたくさん見られたのでとても楽しかったです。
 5月23日の監視や受付、ショップなどで働いている人たちは、どれだけしんどいことをしているのかが、実感できました。
 大河内さんや和歌山県立博物館で働いている皆さんは、僕たちにとてもやさしく仕事を教えていただき、ほんとうにありがとうございました。


お疲れ様でした。(主査学芸員 大河内智之)

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