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コラム 長沢芦雪の動物画(4)

(4)重要文化財 竹鶴図襖 長沢芦雪筆(ちくかくずふすま ながさわろせつひつ)
 6面のうち
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江戸時代 天明7年(1787) 草堂寺蔵
 草堂寺本堂の左奥に位置する、下間(げかん)一之間の襖に描かれた作品で、部屋の構造に合わせて、右4面と左2面をL字形に配置していた。余白を多くとり、右3面に様々な姿をみせる鶴を描き、左端の1面にしなやかな篠竹を置く。大きく描かれた鶴は、写実的な表現であるが、真正面に頭を向けた姿勢などには、新奇な視点による面白さも含まれている。(学芸課長 竹中康彦)

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