令和7(2025)年8月2日(土)~9月23日(火・祝)
いまからおよそ200年前、江戸時代の和歌山に、とても絵の上手なふたりがいたよ。その名は、桑山玉洲と野呂介石!
一才ちがいの友だちで、きっとライバルでもあったふたり。夏休みの博物館では、玉洲さんと介石さんの絵や、ふたりがあこがれて学んだ中国の絵、それにふたりの家族や弟子の絵をならべるよ。
ふたつの絵をくらべると、一つずつをながめて気がつかなかった特ちょうが見えてくる。それぞれの絵のいいところ、見くらべたときの自分の気分……どんなことを感じるかな。
「くらべる」を手がかりに、絵の世界をたんけんしよう!
展示件数 20件25点
| ☆ みどころ1 解説はすべてこども向け。高校生の協力で作成したワークシートも!☆ |
小・中学生のみなさんに親しんでもらえるよう、企画展の展示解説は、すべて平易な言葉にしています。より鑑賞を助けてくれるのが、インターンシップで来館した高校生に協力してもらって作ったワークシートです。ぜひお楽しみに。
| ☆ みどころ2 見くらべるって面白い!☆ |
写真2:「鳴滝山澗旧遊図(なるたきさんかんきゅうゆうず)」 野呂介石筆(のろかいせきひつ) 館蔵
本展では、ふたりの画家が同じものを描いた作品を10組並べます。見比べると、全体の雰囲気は違うのに共通する部分や、一見似たような作品なのに違うところが、よく見えてきます。作品を比較することは、美術史学という学問で基本となる研究方法でもあります。くらべて見つける面白さを感じていただければ幸いです。
・・・・・展示作品の一部・・・・・
冬に友だちと遊んだ思い出を描く

写真1:「雪館集飲図(せっかんしゅういんず)」
桑山玉洲筆(くわやまぎょくしゅうひつ) 館蔵
| ☆ みどころ3 遊べる学べる、体験もあります!☆ |
会期中、ホンモノの文化財に触れることのできる人気の体験イベント「文化財にさわってみよう」を開催します(8/10(日)10:30~12:00、博物館1階エントランスにて、途中入退出自由)。そのほか、展示室内にも、実際に触って学べるコーナーをご用意します。
展覧会情報
| 会場 | 和歌山県立博物館 1階企画展示室 |
|---|---|
| 会期 | 令和7(2025)年8月2日(土)~9月23日(火・祝) |
| 開館時間 | 9:30〜17:00(入館は16:30まで) |
| 休館日 | 月曜日(ただし、8月11日(月・祝)、9月15日(月・祝)は開館し、8月12日(火)、9月16日(火)は休館) |
| 観覧料 | 一般310円(250円) 大学生190円(150円) *()内は20人以上の団体料金。 *高校生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料。 *毎月第1日曜日は無料(会期中では、8月3日、9月7日) |
| 主催 | 和歌山県立博物館 |
関連事業
ミュージアム・トーク (学芸員による展示解説)
8月16日(土)、9月13日(土)、9月21日(日)
いずれも、10時30分~11時30分
(申込不要・参加費無料)
*入館手続きが必要です。
文化財にさわってみよう
8月10日(日) 10時30分~12時
会場:博物館1階 エントランスホール
(申込・入館手続き不要・参加費無料)
ワークシート
展示の理解を深める企画展ワークシートを作成し、
展示室内にワークに取り組めるスペースを設置します。
