令和4年(2022)8月27日(土) ~ 10月2日(日)
古くから、ひとびとは自分の意志を相手に伝えるため、公的な文書に近いものから、個人的な私信にいたるまで、紙に筆やぺンなどの筆記具でしたためて送りました。県立博物館には、きのくに−和歌山県の歴史にゆかりのあるひとびとが残した、書状・書簡類が収蔵されています。このたびの企画展では、これらの資料を展示して、それぞれの筆に託されたひとびとの思いに迫ります。
【展示構成】
Ⅰ 中世の書状 羽柴秀吉・木食応其ら南北朝〜安土桃山時代の武士の文書
Ⅱ 紀伊藩主の書状 浅野氏・紀伊徳川氏の歴代藩主の書状
Ⅲ 近世の書状 祇園南海・本居宣長・森田節斎ら文人・学者の書状
Ⅳ 近現代の書簡 陸奥宗光・南方熊楠・徳川頼貞らの書簡
Ⅴ 南葵音楽文庫−有名作曲家の書簡 ベートーヴェン直筆の書簡下書き
[展示資料:34件137点43件54点]
みどころ
①将軍・足利義晴(あしかがよしはる)からの書状
②江戸幕府の取計らいに感謝
③島崎藤村からのお礼のはがき
展覧会情報
会場 | 和歌山県立博物館 1階 企画展示室 |
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会期 | 令和4年(2022)8月27日(土) ~ 10月2日(日) |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、9月19日(月・祝)は開館、20日(火)は休館) |
観覧料 | 一般280円(230円) 大学生170円(140円) ※( )内は20人以上の団体料金。 ※高校生以下・65歳以上・障害者手帳をお持ちの方(同伴者を含む)は無料。 ※和歌山県内に在学中の外国人留学生は無料。 ※毎月第1日曜日は無料(会期中では9月4日(日)・10月2日(日)) |
主催 | 和歌山県立博物館 |
関連事業
ミュージアムトーク(学芸員による展示解説)
日時 8月27日(土)・9月4日(日)・10日(土)・18日(日)・24日(土)・10月1日(土)
いずれも13:30〜14:30
※新型コロナウイルス感染症流行の状況により、中止となる場合があります。