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「熊野三山の至宝」展終了

 平成21年9月8日から10月18日までの会期で開催して参りました、世界遺産登録5周年記念特別展「熊野三山の至宝―熊野信仰の祈りのかたち―」は、会期中6000名を越える御来館者様をお迎えし、閉幕致しました。
 本展では、熊野信仰の歴史を分かりやすくお伝えすることをコンセプトに、熊野地域に残されてきた名宝の数々を展示いたしました。現地でも、熊野本宮大社宝物殿、熊野速玉大社熊野神宝館、熊野那智大社宝物殿を現地会場とし、世界遺産に登録された熊野をご体験いただくため、全県にまたがるフィールドミュージアムとしての展覧会と位置付けて参りました。この展覧会が皆様にとって、熊野の魅力を再認識、再発見していただく機会となりましたら、幸いです。
 県立博物館ではこれからも、魅力あふれる熊野の歴史と文化を多くの方々に伝えるため、調査・研究を重ね、資料の収集・保存に努めて、改めて展示を行うための準備を継続して参ります。なにとぞ、和歌山県立博物館のこれからの活動に、ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。(学芸員 大河内 智之)
神仏習合イメージ
世界遺産登録5周年記念特別展 熊野三山の至宝―熊野信仰の祈りのかたち―
熊野三山の至宝展あれこれ
和歌山県立博物館ウェブサイト

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