トップページ >博物館ニュース >3回目のミュージアムトーク(展示解説)をおこないました

3回目のミュージアムトーク(展示解説)をおこないました

本日は、「新発見・新指定の文化財」展の
3回目のミュージアムトーク(展示解説)を開催しました。
先週は冷たい雨にみまわれましたが
ここ数日は晴れた日が続いたせいでしょうか
近くの和歌山城などでは、
桜の花も咲き始め、
少しずつ、来館者の数も増え始めています。
今回のミュージアムトークへのご参加者は6名でした。
お昼時の暖かい時間帯は、桜をご覧になる方が多いようですが、
そんな中、みなさまトークにおつきあいくださり
ほんとうに、ありがとうございました。
トークの風景はこんな感じです。
007_20100328174901.jpg 003_20100328174853.jpg
(画像をクリックすると拡大します)
今日は、1回目のミュージアムトークに参加された方が、
再びトークに参加されていて、
こちらも少しびっくりいたしました。
同じ展覧会のトークということで、
内容も似通ったものになりますから、
2度目の参加者には申し訳ないと思っていたのですが、
トーク終了後にお話しを伺ってみると、
意外にも、少しずつトークの内容や取り上げる作品も異なっていて、
楽しめたとおっしゃっていただけました。
考えてみれば、担当する私も人間ですから、
当然、毎回同じことをお話しできるわけではありません。
その意味では、未完成で不充分なトークなのかもしれませんが、
トークをしていて、それこそ「新発見」することもありますし、
ご来館者のご質問やご興味にそって、
トークが進行していく場合もあります。
こうした学芸員の生の声をお伝えできることが
ある意味では、
ミュージアムトークの魅力ではないかと思ったりもしています。
ぜひ、一度ご参加された方でも
二度目のミュージアムトークに参加してみてはいかがですか?
みなさまにとっても、「新たな発見」につながるかもしれません。
今後のミュージアムトークの予定は、
4月3日(土)、4月11日(日)
の、計2回です。
時間はいずれも、13:30?14:30です。
これからは、お花見も本番です。
お花見帰りに、あるいは夜桜の前に、
ちょっと博物館に立ち寄って、
トークを聞いてみてはいかがですか?
(学芸員 安永拓世)
企画展 「新発見・新指定の文化財」
和歌山県立博物館ウェブサイト

ツイートボタン
いいねボタン