
コラム「持ち主を示すハンコ」
これまでコラムでご紹介してきたハンコは、いずれも、書や絵や工芸の制作者、あるいは制作に深くかかわった人物が、制作された当初に押したハンコでしたが、今回のコラムでは、のちの時代に所蔵者などが押したハンコ、すなわち持ち主を示すハンコについてご紹…
UPDATE:2012.01.14
コラム「清寧軒焼(せいねいけんやき)に押されたハンコ」
今回のコラムは、前回の予告通り、 清寧軒焼(せいねいけんやき)に押されたハンコについてご紹介しましょう。 清寧軒焼(せいねいけんやき)は、紀伊藩11代藩主の徳川斉順(とくがわなりゆき、1801-46)が焼かせた御庭焼(おにわやき)のことです…
UPDATE:2012.01.13
ハンコの基礎知識「やきものに押されたハンコの名称」
ここ何回かのコラムでは、偕楽園焼(かいらくえんやき)や楽旦入(らくたんにゅう)のハンコなど、やきものに押されたハンコについて取り上げていますが、やきものに押されたハンコの名称は、書や絵に押されたハンコの名称と異なり、人によって名称がまちまち…
UPDATE:2012.01.12
コラム「楽旦入(らくたんにゅう)のハンコ」
今回のコラムは、前回のコラムにひきつづき、やきものに押されたハンコとして 楽旦入(らくたんにゅう)のハンコについてご紹介しましょう。 京都の楽焼(らくやき)というやきものを焼いた陶工である楽家の10代目にあたる楽旦入(らくたんにゅう、179…
UPDATE:2012.01.11
ハンコの基礎知識「ハンコの周囲のかざり」
今回の「ハンコの基礎知識」は、ハンコの周囲のかざりについて見ていきたいと思います。 ハンコの周囲には、輪郭のような「わく」があるものがあります。とくに、陽文のハンコは、文字の周囲をへこませるため、通常、ハンコの周囲の輪郭を飛び出させて「わく…
UPDATE:2012.01.09
ハンコの基礎知識「ハンコの形と呼び方」
今回の「ハンコの基礎知識」は、前回の予告通り、ハンコの形と呼び方について見ていきたいと思います。 ハンコには、さまざまな形がありますが、基本的には、押されたハンコ(印影(いんえい))の形によって呼ばれることが大半です。こうした印影の形に基づ…
UPDATE:2012.01.08
ミュージアムトーク3回目(ハンコって何?)
本日、1月7日は、企画展「ハンコって何?」の3回目のミュージアムトーク(展示解説)がおこなわれました。 風の冷たい日でしたが、7名の方にご参加いただきました。 トークの風景はこんな感じです。 新年早々、ご参加いただいた皆さま、お忙しい中…
UPDATE:2012.01.07
コラム「偕楽園焼のハンコ」
今回のコラムは、紀伊藩10代藩主の徳川治宝(とくがわはるとみ、1771-1852)が焼かせた 偕楽園焼(かいらくえんやき)に押されたハンコについてご紹介しましょう。 ハンコは、現在でも自署の証明として押されますが、それと同じ意味で、芸術作品…
UPDATE:2012.01.06
ハンコの基礎知識「ハンコの文字を読む順番」
年末年始をはさんで、少し間があいてしまいましたが、 今回の「ハンコの基礎知識」は、前回の予告通り、ハンコの文字を読む順番についてご紹介したいと思います。 ハンコの中にあらわされている文字は、文章になっています。長い文章も、短い文章もあります…
UPDATE:2012.01.05
辰年にちなんで 竜の絵と竜のハンコ
新年明けましておめでとうございます。 本年も、和歌山県立博物館を、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、新しい年を迎えましたが、昨年より開催中の「ハンコって何?」展は、もう少し開催中(1月22日(日)まで)です。 今日は、新年1回目の博物…
UPDATE:2012.01.04