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博物館ニュース

ハンコの基礎知識「やきものに押されたハンコの名称」

ここ何回かのコラムでは、偕楽園焼(かいらくえんやき)や楽旦入(らくたんにゅう)のハンコなど、やきものに押されたハンコについて取り上げていますが、やきものに押されたハンコの名称は、書や絵に押されたハンコの名称と異なり、人によって名称がまちまち…

UPDATE:2012.01.12

コラム「楽旦入(らくたんにゅう)のハンコ」

今回のコラムは、前回のコラムにひきつづき、やきものに押されたハンコとして 楽旦入(らくたんにゅう)のハンコについてご紹介しましょう。 京都の楽焼(らくやき)というやきものを焼いた陶工である楽家の10代目にあたる楽旦入(らくたんにゅう、179…

UPDATE:2012.01.11

ハンコの基礎知識「ハンコの周囲のかざり」

今回の「ハンコの基礎知識」は、ハンコの周囲のかざりについて見ていきたいと思います。 ハンコの周囲には、輪郭のような「わく」があるものがあります。とくに、陽文のハンコは、文字の周囲をへこませるため、通常、ハンコの周囲の輪郭を飛び出させて「わく…

UPDATE:2012.01.09

ハンコの基礎知識「ハンコの形と呼び方」

今回の「ハンコの基礎知識」は、前回の予告通り、ハンコの形と呼び方について見ていきたいと思います。 ハンコには、さまざまな形がありますが、基本的には、押されたハンコ(印影(いんえい))の形によって呼ばれることが大半です。こうした印影の形に基づ…

UPDATE:2012.01.08

ミュージアムトーク3回目(ハンコって何?)

本日、1月7日は、企画展「ハンコって何?」の3回目のミュージアムトーク(展示解説)がおこなわれました。 風の冷たい日でしたが、7名の方にご参加いただきました。 トークの風景はこんな感じです。   新年早々、ご参加いただいた皆さま、お忙しい中…

UPDATE:2012.01.07

コラム「偕楽園焼のハンコ」

今回のコラムは、紀伊藩10代藩主の徳川治宝(とくがわはるとみ、1771-1852)が焼かせた 偕楽園焼(かいらくえんやき)に押されたハンコについてご紹介しましょう。 ハンコは、現在でも自署の証明として押されますが、それと同じ意味で、芸術作品…

UPDATE:2012.01.06

ハンコの基礎知識「ハンコの文字を読む順番」

年末年始をはさんで、少し間があいてしまいましたが、 今回の「ハンコの基礎知識」は、前回の予告通り、ハンコの文字を読む順番についてご紹介したいと思います。 ハンコの中にあらわされている文字は、文章になっています。長い文章も、短い文章もあります…

UPDATE:2012.01.05

辰年にちなんで 竜の絵と竜のハンコ

新年明けましておめでとうございます。 本年も、和歌山県立博物館を、どうぞよろしくお願いいたします。 さて、新しい年を迎えましたが、昨年より開催中の「ハンコって何?」展は、もう少し開催中(1月22日(日)まで)です。 今日は、新年1回目の博物…

UPDATE:2012.01.04

コラム「肩書きを示すハンコ」

今回は、紀伊藩10代藩主の徳川治宝(とくがわはるとみ、1771-1852)が使用したハンコの中から、 肩書きを示すハンコについてご紹介しましょう。 紀伊藩10代藩主の徳川治宝は、さまざまな文化に高い関心を示した藩主で、偕楽園焼(かいらくえん…

UPDATE:2011.12.28

コラム「桑山玉洲のハンコと、玉洲旧蔵の中国絵画」

今からちょうど1年前、平成22年(2010)12月24日。ある個人宅に所蔵されている美術工芸品を調査していた際に、江戸時代の和歌山を代表する文人画家である桑山玉洲(くわやまぎょくしゅう、1746-99)が使用していたハンコが見つかりました。…

UPDATE:2011.12.24