トップページ >博物館ニュース >思い出はカメラとともに(前篇)

思い出はカメラとともに(前篇)

和歌山県立博物館友の会マイミュージアムギャラリー
第5回展示 「思い出はカメラとともに(前篇)」
【出陳者】 山田 紀幸
【展示期間】 平成20年4月12日(土)?6月6日(金)
マイミュージアム5 画像クリックで拡大します。
【資料をめぐる思い出】
「オリンパス35(OLYMPUS35)は国鉄職員だった父が昭和25?26年頃中古で購入したものです。終戦後、蒸気機関車での団体旅行が始まって、庶務助役という商売柄カメラが欲しくなったようでした。プリモフレックス(PRIMOFLEX)もいつの間にか購入していました。
 私も小さな頃からカメラに興味を持って、小学校の理科室で先生から現像や焼付けを習いました。高校進学後、益々カメラ熱があがり、ついにオリンパス-ペン-F(OLYMPUS-PEN-F)を購入したのでした。西和佐村の元村長さんとも現像を楽しみました。」
【学芸員の一口メモ】
 オリンパス35は昭和23年(1948)に発売された国内初の35ミリ判カメラです。小型化、軽量化、速写性を実現し、すばやく撮れることから「巾着切(すり)カメラ」とも呼ばれました。オリンパスは、大正8年(1919)に高千穂製作所として設立された会社。
 オリンパスペン―Fはハーフサイズといって、フィルムを半分のサイズで使用し倍の枚数を撮影できるカメラです。世界で初めて、そして唯一のハーフサイズ一眼レフ(ファインダーとレンズがつながっている)カメラとして昭和38年(1963)に発売されました。
 プリモフレックスは東京光学が昭和26年(1951)に発売したカメラで、6×6版という大きなフィルムで撮影します。
 戦後の復興期、多くの人がカメラを手にして思い出を記録しました。それを担ったのがこれら国産カメラだったのです。
(このメモの作成にあたり、オリンパス株式会社のウェブサイトを参考にしました。)
→これまでのマイミュージアムギャラリーの展示品
→マイミュージアムギャラリーとは
→ポケットブック「マイミュージアムギャラリーができるまで」(上田早紀氏構成・絵)
→和歌山県立博物館ウェブサイト

ツイートボタン
いいねボタン