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「古今年代記」を読む―比井浦の宝永4年の津波被害―
今回からは、日高町の比井浦に関わる記録「古今年代記」を読みたいと思います。 「古今年代記」は、比井浦で廻船業を営んでいた村上家に残されていた古文書で、 天正13年(1585)から寛政2年(1790)ごろまでの比井浦の歴史を記したものです。…
UPDATE:2016.03.26
3月30日(水)まで、印南町公民館で「印南町の災害史料」展が開催されています
3月6日まで当館で開催したコーナー展示「先人たちが残してくれた『災害の記憶』」に関連して、 現在印南町公民館のロビーで、「印南町の災害史料~安政地震・津波の記憶~」が開催されています。 期間は30日(水)までで毎日開催しています。 開館時間…
UPDATE:2016.03.25
「広浦大波戸再築記録」を読む-災害からの復興-
今回も広浦の記録を読みましょう。 ただ史料は「広浦大波戸再築記録」(広川町教育委員会蔵)に替わります。 この記録は、宝永4年(1707)の津波で被災した広浦の復興計画を記したもので、 波戸場を修築することで廻船の寄港を促し、 広浦を昔のよう…
UPDATE:2016.03.19
「広浦往古ヨリ成行之覚」を読む(2)―宝永4年の津波―
前回に続いて、「広浦往古ヨリ成行之覚」を読んでみたいと思います。 前回のコラムでは、広浦の変遷について、出漁先の不漁が原因で、 広浦の家数・人数が減っていったという状況を紹介しました。 広浦の変遷を語るうえでは、そのほかにも大きな出来事があ…
UPDATE:2016.03.16
「広浦往古ヨリ成行之覚」を読む
企画展「海の国・わかやま」で紹介している古文書について、内容を詳しく紹介したいと思います。 というのも、博物館の展示で紹介できるのは、冊子の場合、見開きのみとなり、 また解説文の内容も限られることから、ストーリーなど、その面白さを十分に伝え…
UPDATE:2016.03.13
2月28日すさみ町で現地学習会が行われました
2月28日(日)13時30分からすさみ町総合センターで、現地学習会「歴史から学ぶ防災2015―災害の記憶を未来に伝える―」が開催され、すさみ町をはじめ72人の参加がありました。 まず、主催者を代表して当館の苗代副館長が開会の挨拶を行いま…
UPDATE:2016.02.29
2月27日串本町で現地学習会が開催されました
2月27日(土)13時30分から串本町文化センターで、現地学習会「歴史から学ぶ防災2015―災害の記憶を未来に伝える―」が開催され、串本町をはじめ65人の参加がありました。 まず、主催者を代表して当館の苗代副館長が開会の挨拶を行いました…
UPDATE:2016.02.28
中学生によるミュージアムトークと高校生による研究発表が行われました
13日(土)、開催中のコーナー展示「先人たちが残してくれた『災害の記憶』」の関連イベントとして、 印南中学校3年の岡本侑也君によるミュージアムトークと 印南中学校の卒業生で、紀央館高校1年の岡本直樹君と日高高校1年の濵本尚実さんによる研究発…
UPDATE:2016.02.14
スポット展示「さるにまつわる紀州の絵画」(2階 文化財情報コーナー)
県立博物館2階の文化財情報コーナーで、 「さるにまつわる紀州の絵画」と題したスポット展示を行っています。 2016年の干支・申(猿)を描いた絵画1点を展示中です。 今回展示しているのは、100匹を超える猿が描かれた 「群猿図」(たくさんの…
UPDATE:2016.01.24
「紀州の四季を描く」会期終了まであと5日間となりました。
本日1月11日は、成人の日ですね。 新成人のみなさま、ご家族のみなさま、おめでとうございます。 さて、2016年最初の博物館ニュースです。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 今日は、「紀州の四季を描く」会期中にあったイベントのご報告…
UPDATE:2016.01.11