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令和6(2024)年度の展覧会のご案内

和歌山県立博物館 常設展示室のようす
和歌山県立博物館 常設展示室のようす

常設展 きのくにの歩み―人々の生活と文化―

2024年4月1日(月)~9月29日(日)
2024年12月7日(土)~2025年3月31日(月)

 3万年にわたるきのくに―和歌山県の歴史を、人々の生活と文化を主題として、7つのコーナーに分けて、時代の順にわかりやすく展示します。各コーナーには、「さわれるレプリカ」があります。なお、特別展「聖地巡礼―熊野と高野―」第Ⅲ期展示の期間中は、常設展示を行っておりません。

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奈良絵本 西行 (当館蔵)
奈良絵本 西行 (当館蔵)

新収蔵品展

2024年2月23日(金・祝)~4月14日(日)

 和歌山県立博物館では、和歌山ゆかりの文化財を後世に伝えていくため、購入や寄贈によって、館蔵品の収集を積極的におこなってきました。平成29年(2017)度以降に収集した館蔵品を中心に、和歌山の歴史を語る文化財を紹介します。

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重要文化財 太刀 銘 左近将監景依(紀州東照宮蔵)
重要文化財 太刀 銘 左近将監景依(紀州東照宮蔵)

特別展 紀州東照宮の宝刀

2024年4月27日(土)~6月2日(日)

 江戸時代の初め、元和7年(1621)に紀伊徳川家初代藩主・頼宣が和歌浦に建立した紀州東照宮は、徳川家康を祭神として祀る神社として、人びとの尊崇を集めてきました。この特別展では、紀伊徳川家の歴代藩主・当主が紀州東照宮へ奉納した刀剣を、華麗な糸巻太刀拵などを含め、すべて展示します。

特別展料金となります。
一般:520円(420円) 大学生:310円(250円)
()内は団体料金です。

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年記念 聖地巡礼 ―熊野と高野―

2024年6月15日(土)~2025年3月9日(日)

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」は平成16年(2004)に登録され、令和6年(2024)には20周年の節目の年を迎えます。この特別展では「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年を記念して、展示期間を全5期にわけ、熊野・高野の名宝を各期テーマを変えて展示します。年間を通じて、世界遺産「紀伊山地の霊場」の名宝の数々を紹介します。

特別展料金となります。
第Ⅰ期 一般:520円(420円) 大学生:310円(250円)
第Ⅱ期 一般:520円(420円) 大学生:310円(250円)
第Ⅲ期 一般:1,000円(800円) 大学生:800円(600円)
第Ⅳ期 一般:520円(420円) 大学生:310円(250円)
第Ⅴ期 一般:520円(420円) 大学生:310円(250円)
()内は団体料金です。

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和歌山県指定文化財 熊野那智参詣曼荼羅(熊野那智大社蔵)
和歌山県指定文化財 熊野那智参詣曼荼羅(熊野那智大社蔵)

 第Ⅰ期 那智山・那智瀧の神仏 ―熊野那智大社と青岸渡寺―

2024年6月15日(土)~7月21日(日)

 熊野三山のうち、現在もなお唯一神仏習合の景観を今に留めている那智山(熊野那智大社と青岸渡寺)。そして、その信仰の象徴・源泉とも見られる那智瀧。熊野那智山に顕れた神仏、そこで執り行われる祭礼、信仰を広めた御師の活動などを通じて、熊野信仰の成り立ちと広がりについて展示します。

特別展料金となります。
一般:520円(420円) 大学生:310円(250円)
()内は団体料金です。

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重要文化財 大日如来坐像(勧学院旧本尊像)(金剛峯寺蔵)
重要文化財 大日如来坐像(勧学院旧本尊像)(金剛峯寺蔵)

 第Ⅱ期 神仏・祖師の住まう山 ―高野山上・山麓の宗教文化―

前期:2024年8月3日(土)~8月25日(日)
後期:2024年8月31日(土)~9月29日(日)

 高野山は真言密教の聖地であり、祖師・弘法大師空海が祀られるとともに、地主神丹生明神も祀られ、神仏が共存する山として位置しています。聖地・高野山の複雑で豊饒な信仰と宗教文化を紹介し、あわせて高野山の影響なども受けながら育まれた、高野山麓に広がる豊かな宗教文化もあわせて取り上げます。

特別展料金となります。
一般:520円(420円) 大学生:310円(250円)
()内は団体料金です。

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展示替え休館

2024年9月30日(月)~10月11日(金)

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年記念 聖地巡礼 ―熊野と高野― 後半期パンフレット

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重要文化財 道成寺縁起 下巻(道成寺蔵)
重要文化財 道成寺縁起 下巻(道成寺蔵)

 第Ⅲ期 人・道・祈り ―紀伊路・伊勢路・大辺路をゆく―

2024年10月12日(土)~11月24日(日)

 聖地・熊野へ至る道沿いにも様々な霊地・霊場があり、参詣者はそれらの寺社にも立ち寄りながら旅をしました。熊野参詣も西国三十三所観音巡礼や伊勢参詣などとも重なり合いながら、その歴史や文化が育まれてきました。紀伊路・大辺路・伊勢路など沿道の文化財とともに、紀伊半島を舞台に複雑に交錯する信仰と参詣の文化を紹介いたします。

特別展料金となります。
一般:1,000円(800円) 大学生:800円(600円)
()内は団体料金です。
※期間中は、常設展「きのくにの歩み―人々の生活と文化―」を行っておりません。

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展示替え休館

11月25日(月)~12月6日(金)

国宝 熊野速玉大神坐像(熊野速玉大社蔵)
国宝 熊野速玉大神坐像(熊野速玉大社蔵)

 第Ⅳ期 熊野信仰の美と荘厳 ―熊野速玉大社の神像と古神宝―

2024年12月7日(土)~2025年1月19日(日)

 聖地・熊野に祀られる荘厳な神々。また熊野の神々に対する信仰によって奉納された宝物の数々。これらは熊野への篤い信仰を象徴的に物語ります。熊野速玉大社が誇る神像と古神宝を中心に、熊野信仰のなかで生み出された荘厳かつ麗しい宝物類の数々を展示します。

特別展料金となります。
一般:520円(420円) 大学生:310円(250円)
()内は団体料金です。

和歌山県指定文化財 熊野本地仏曼荼羅(熊野本宮大社蔵)
和歌山県指定文化財 熊野本地仏曼荼羅(熊野本宮大社蔵)

 第Ⅴ期 蘇りの地・熊野 ―熊野本宮大社・湯峯と熊野川―

2025年2月1日(土)~3月9日(日)

 熊野三山の一つ熊野本宮大社は、もとは熊野川の中洲に鎮座しており、雄大な河川による恵みと猛威の歴史とともに歩んできました。熊野本宮大社の歴史と名宝を、山岳修験の「擬死再生」「蘇り」という視点で取り上げます。あわせて湯峯地区や熊野川に関わる文化財についても紹介します。

特別展料金となります。
一般:520円(420円) 大学生:310円(250円)
()内は団体料金です。

南紀男山焼 交趾写二彩花生(館蔵)
南紀男山焼 交趾写二彩花生(館蔵)

企画展 “写” ―絵師と陶工のまなざし―

2025年3月15日(土)~4月20日(日)

 日本美術において「写す」という営みは、単なる模写や複製の制作に限らず、技法の習得など多様な意味をもつものです。「写す」ことが積極的に求められることも多く、さらなる創造の源泉にもなりました。この企画展では、「写す」という視点から和歌山ゆかりの絵画・陶磁器の作品をご紹介し、その魅力に迫ります。

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