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博物館ニュース

まちなかの博物館・美術館をめぐろう!-5館相互割引について-

まちなかの博物館・美術館をめぐろう!-5館相互割引について- このたび、和歌山市内の5つの文化施設(和歌山県立近代美術館、和歌山県立博物館、和歌山市立博物館、和歌山城天守閣、わかやま歴史館)をご利用の方について、2館目の入館料を割引にてご利…

UPDATE:2017.08.01

下湯川観音堂に3Dプリンター製お身代わり仏像を奉納しました(平成29年7月28日)

 和歌山県立博物館では、和歌山県立和歌山工業高等学校の協力を得て、3Dプリンターを用いた文化財の精巧な複製を制作し、文化財の防犯対策を行っています。これは高齢化や人口減少などの要因により、管理や保全が困難になっている地域の寺社等にある文化財…

UPDATE:2017.07.28

下湯川観音堂への観音菩薩立像複製の奉納について(プレスリリース)

下湯川観音堂への観音菩薩立像複製の奉納について  和歌山県立博物館では、和歌山県立和歌山工業高等学校の協力を得て、3Dプリンターを用いた文化財の精巧な複製を制作し、文化財の防犯対策を行っています。これは高齢化や人口減少などの要因により、管理…

UPDATE:2017.07.21

コラム 大村家長屋門の近代

大村家屋敷の主屋や長屋門は、明治30年(1897)ごろに和歌山城の1.5km程南の堀止東に移築されました。 移築したのは陸軍を退役したばかりの白樫甚一氏(1847~1918)で、 白樫本家から分家するにあたり、自らの住まいとするためでした。…

UPDATE:2017.07.09

コラム 大村家長屋門の瓦

大村家長屋門の屋根は入母屋造の本瓦葺で、平瓦と丸瓦を組み合わせて葺かれています。 旧大村家住宅長屋門の本瓦葺の屋根 軒先や鬼瓦には、大村家家紋の桔梗が造り出されています。  桔梗紋軒丸瓦 和歌山市蔵 〔展示番号48〕 軒丸瓦や鬼瓦には、「泉…

UPDATE:2017.07.09

コラム 大村家長屋門の建築

大村家の長屋門は、木造、平屋建一部二階建、桁行12間、梁間2間半、入母屋造、本瓦葺の建築です。  和歌山市指定文化財 旧大村家住宅長屋門  白樫家(旧大村家)屋敷古写真 個人蔵 〔展示番号45〕 建築面積は136.1㎡(約41坪)になります…

UPDATE:2017.07.09

コラム 10代藩主徳川治宝と大村家・児玉家

寛政元年(1789)、徳川治宝は19歳で紀伊藩10代藩主となりました。 治宝は藩財政の立て直しのため藩政改革を行い、年貢増徴や諸産物の専売制を行いました。 また、中・下級家臣を抜擢し、家老らの門閥派を中心とした藩政の流れを変えようとしました…

UPDATE:2017.07.09

コラム 紀伊藩士髙城家について

髙城家の初代とされる庄蔵重弘は、北条氏落城後、徳川家康に切米100俵で鷹匠として召し抱えられ、 その後、駿府城で徳川頼宣の「御付」として切米30石が与えられました。 元和5年(1619)、頼宣の紀伊国転封にともなって、紀州に入国しています。…

UPDATE:2017.07.05

コラム 海御座船と川御座船

寛永12年(1635)の武家諸法度で、江戸幕府は諸大名に対して、500石積以上の軍船の建造を禁止しました。 しかし、中国・西国筋の大名は参勤交代で大坂まで海路をとるため、 500石積の制限内で藩主が乗船する御召関船(海御座船)を建造しました…

UPDATE:2017.07.05

コラム 大抜擢された野呂介石

寛政5年(1793)、野呂九一郎(介石)は紀伊藩士に取り立てられ、翌年三の丸に屋敷地が与えられました。  野呂九一郎先祖書・親類書 和歌山県立文書館蔵 〔展示番号32〕 紀伊徳川家10代藩主である徳川治宝に認められ、大抜擢されたといえます。…

UPDATE:2017.07.05