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博物館ニュース

幡掛松幷鎌八幡図絵馬(館蔵品814)

幡掛松幷鎌八幡図絵馬(館蔵品814) (クリックすると画像が拡大します) 【基礎情報】 板面着色 1面  縦58.1㎝ 横85.8㎝ 嘉永3年(1850) (表面墨書) 「紀州[   ]/幡掛松幷鎌八□図」 「奉掛」 (裏面墨書) 「願主/…

UPDATE:2021.05.04

明恵上人夢記断簡(三月五日夜の夢)(館蔵品1141)

明恵上人夢記断簡(三月五日夜の夢) (館蔵品1141) 明恵上人の夢記の断簡です。こちらも2020年度の新収資料です。 (画像をクリックすると拡大します) 【基本情報】(『明恵上人夢記訳注』に準拠) [年月日]某年三月五日 [体裁・行数]掛…

UPDATE:2021.04.07

雑賀惣中中郷黒印状および閑月寺文書(館蔵品1142)

雑賀惣中中郷黒印状および閑月寺文書(館蔵品1142) 昨年度の新収集資料です。いずれもいわゆる新出文書です! この文書群は、木箱に納められており、総点数14点を数えます。 内容は大きく、①中西氏あて文書(2点)、②閑月寺関係文書(9点)、③…

UPDATE:2021.04.04

企画展「祈りと学びの山―高野山大学図書館の名宝とともに―」参考文献

企画展で展示している資料の参考文献をご紹介します。 より詳しく知りたいかた、図版などを見たいかたは、こちらをご確認いただけましたらと思います。 1  高野山秘記 ・『弘法大師と高野参詣』(和歌山県立博物館、2015年) ※テキストは『真福寺…

UPDATE:2021.02.10

スポット展示「新春を祝う―南紀男山焼の優品、染付松竹梅図大徳利―」(令和2年12月25日~令和3年1月24日)

スポット展示 「新春を祝う―南紀男山焼の優品、染付松竹梅図大徳利―」 会期:令和2年(2020) 12月25日(金)~令和3年1月24日() 会場:和歌山県立博物館 2階学習室スポット展示コーナー まもなく令和3年。 館蔵品の中から、新しい…

UPDATE:2020.12.26

明神講式(館蔵品1031)

明神講式(館蔵品1031) 明神講式は丹生明神講式とも呼ばれ、丹生高野四社明神を賛嘆する講式です。 紙本墨刷。 (巻首) ※クリックで拡大します。 (巻末・跋文) ※クリックで拡大します。 (跋文) 「跋  斯式也、行于世卯本杜撰不少歌詠之…

UPDATE:2020.12.22

粉河寺展コラム「童男行者と粉河寺」

粉河寺展コラム 「童男行者と粉河寺」  平安時代末期に描かれた国宝・粉河寺縁起は、粉河観音の造像と寺院の創建にまつわる縁起と、霊験あらたかな粉河観音が長者娘の病を治した縁起の、二つの物語から構成されています。その前半と後半の二つの物語に共通…

UPDATE:2020.11.20

粉河寺展コラム 「粉河観音の鞘付帯と紅袴」

粉河寺展コラム 「粉河観音の鞘付帯と紅袴」  粉河寺の千手観音は、童子に姿を変えて現れ願いをかなえてくれる「生身(しょうじん)」の観音として信仰されました。その霊験あらたかな観音の由緒を記した粉河寺縁起に、粉河観音独特のある特徴的な姿が語ら…

UPDATE:2020.11.14

粉河寺展コラム 「霊験あらたかな粉河観音」

粉河寺展コラム 「霊験あらたかな粉河観音」  西国三十三所第三番札所の粉河寺は千手観音を本尊とします。千手観音は11の顔、千本の手、そして手のひらに千の眼を有して、あらゆる世界の苦しむ人々を救済すると『千手陀羅尼経』に記されます。千の手は、…

UPDATE:2020.11.11

粉河寺展コラム「粉河の聖を舳に立てて、乗せて渡さん極楽へ」

粉河寺展コラム 「粉河の聖を舳に立てて、乗せて渡さん極楽へ」  平安時代末期、後白河法皇(1127~92)が今様という歌謡を集約した『梁塵秘抄』の中に、「大峰聖を舟に乗せ、粉河の聖を舳に立てて、正きう(書写)聖に梶とらせてや、乗せて渡さん、…

UPDATE:2020.10.20