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博物館ニュース

明神講式(館蔵品1031)

明神講式(館蔵品1031) 明神講式は丹生明神講式とも呼ばれ、丹生高野四社明神を賛嘆する講式です。 紙本墨刷。 (巻首) ※クリックで拡大します。 (巻末・跋文) ※クリックで拡大します。 (跋文) 「跋  斯式也、行于世卯本杜撰不少歌詠之…

UPDATE:2020.12.22

粉河寺展コラム「童男行者と粉河寺」

粉河寺展コラム 「童男行者と粉河寺」  平安時代末期に描かれた国宝・粉河寺縁起は、粉河観音の造像と寺院の創建にまつわる縁起と、霊験あらたかな粉河観音が長者娘の病を治した縁起の、二つの物語から構成されています。その前半と後半の二つの物語に共通…

UPDATE:2020.11.20

粉河寺展コラム 「粉河観音の鞘付帯と紅袴」

粉河寺展コラム 「粉河観音の鞘付帯と紅袴」  粉河寺の千手観音は、童子に姿を変えて現れ願いをかなえてくれる「生身(しょうじん)」の観音として信仰されました。その霊験あらたかな観音の由緒を記した粉河寺縁起に、粉河観音独特のある特徴的な姿が語ら…

UPDATE:2020.11.14

粉河寺展コラム 「霊験あらたかな粉河観音」

粉河寺展コラム 「霊験あらたかな粉河観音」  西国三十三所第三番札所の粉河寺は千手観音を本尊とします。千手観音は11の顔、千本の手、そして手のひらに千の眼を有して、あらゆる世界の苦しむ人々を救済すると『千手陀羅尼経』に記されます。千の手は、…

UPDATE:2020.11.11

粉河寺展コラム「粉河の聖を舳に立てて、乗せて渡さん極楽へ」

粉河寺展コラム 「粉河の聖を舳に立てて、乗せて渡さん極楽へ」  平安時代末期、後白河法皇(1127~92)が今様という歌謡を集約した『梁塵秘抄』の中に、「大峰聖を舟に乗せ、粉河の聖を舳に立てて、正きう(書写)聖に梶とらせてや、乗せて渡さん、…

UPDATE:2020.10.20

特別展「国宝粉河寺縁起と粉河寺の歴史」図録のお知らせ

創建1250年記念特別展「国宝粉河寺縁起と粉河寺の歴史」では、全ての展示資料を掲載した図録を用意しています。 全288ページ(カラー206ページ、モノクロ82ページ)で、特に多数出陳している絵巻は、すべてその巻頭から巻末までの図版を掲載して…

UPDATE:2020.10.18

スポット展示「粉河鋳物師の獅子」(10月28日~11月23日)

スポット展示 粉河鋳物師の獅子 (こかわいもじ の しし) 会期:令和2年(2020) 10月18日(日)~11月23日(月・祝) 会場:和歌山県立博物館 2階学習室スポット展示コーナー  ただいま開催中の創建1250年記念特別展「国宝粉河…

UPDATE:2020.10.18

夏休み企画展「生誕200年記念 稲むらの火 濱口梧陵」の展示資料の紹介(5)

引き続き、夏休み企画展「生誕200年記念 稲むらの火 濱口梧陵」の展示資料を紹介します。 なお、画像は会場内での撮影をご許可いただいたものに限定しています。 Ⅴ 梧陵に学ぶ ー「災害の記憶」の継承ー  平成二七年(二〇一五)一二月に日本が主…

UPDATE:2020.08.21

夏休み企画展「生誕200年記念 稲むらの火 濱口梧陵」の展示資料の紹介(4)

引き続き、夏休み企画展「生誕200年記念 稲むらの火 濱口梧陵」の展示資料を紹介します。 なお、画像は会場内での撮影をご許可いただいたものに限定しています。 Ⅳ 幕末・維新期における梧陵と海荘  梧陵は江戸との往復を通じて、知見を広めるとと…

UPDATE:2020.08.21

夏休み企画展「生誕200年記念 稲むらの火 濱口梧陵」の展示資料の紹介(3)

引き続き、夏休み企画展「生誕200年記念 稲むらの火 濱口梧陵」の展示資料を紹介します。 なお、画像は会場内での撮影をご許可いただいたものに限定しています。 Ⅲ 安政地震津波と梧陵・咏処  嘉永七年(安政元年)一一月四日(西暦一八五四年一二…

UPDATE:2020.08.21