トップページ >博物館ニュース

博物館ニュース

ハンコの基礎知識「ハンコ自体からしか分からないこと」

今回の「ハンコって何?」展の見どころの一つは、書や絵に押された印影(いんえい)としてのハンコと、実際に押す方のハンコ自体を、比較しながら見ることができる点にあります。 書や絵に押された印影としてのハンコには、これまで「ハンコの基礎知識」など…

UPDATE:2012.01.20

桑山玉洲(くわやまぎょくしゅう)が所蔵していた伊孚九(いふきゅう)の画帖を全画面紹介

今回は、ハンコに直接関係した内容ではありませんが、「ハンコって何?」展で展示している資料のなかに、桑山玉洲の所蔵印が押されている伊孚九(いふきゅう)という中国人画家が描いた画帖があります。 この画帖については、以前、この博物館ニュースのコラ…

UPDATE:2012.01.19

ハンコの基礎知識「篆刻(てんこく)の小宇宙」

今回のハンコの基礎知識は、ハンコを彫る篆刻(てんこく)とは何か?ということについて少しご紹介したいと思います。 ハンコの中に使われている文字を読もうとすると、現代のわたしたちからすると、とても読みにくい文字であらわされているのに気づきます。…

UPDATE:2012.01.18

ハンコの基礎知識「ハンコのつまみの装飾」

これまでの「ハンコの基礎知識」では、押されたハンコの読み方など、少し難しい内容が多かったのですが、 今回は、ハンコ自体に少し注目してハンコのつまみの装飾について、ご紹介したいと思います。 ハンコは、基本的には、印面を押すことが主な目的に作ら…

UPDATE:2012.01.17

ミュージアムトーク4回目(ハンコって何?)

本日、1月15日は、企画展「ハンコって何?」の4回目のミュージアムトーク(展示解説)がおこなわれました。 今日も、寒い日でしたが、今回はいつもよりも多く、18名の方にご参加いただきました。 トークの風景はこんな感じです。     ご参加いた…

UPDATE:2012.01.15

コラム「持ち主を示すハンコ」

これまでコラムでご紹介してきたハンコは、いずれも、書や絵や工芸の制作者、あるいは制作に深くかかわった人物が、制作された当初に押したハンコでしたが、今回のコラムでは、のちの時代に所蔵者などが押したハンコ、すなわち持ち主を示すハンコについてご紹…

UPDATE:2012.01.14

コラム「清寧軒焼(せいねいけんやき)に押されたハンコ」

今回のコラムは、前回の予告通り、 清寧軒焼(せいねいけんやき)に押されたハンコについてご紹介しましょう。 清寧軒焼(せいねいけんやき)は、紀伊藩11代藩主の徳川斉順(とくがわなりゆき、1801-46)が焼かせた御庭焼(おにわやき)のことです…

UPDATE:2012.01.13

ハンコの基礎知識「やきものに押されたハンコの名称」

ここ何回かのコラムでは、偕楽園焼(かいらくえんやき)や楽旦入(らくたんにゅう)のハンコなど、やきものに押されたハンコについて取り上げていますが、やきものに押されたハンコの名称は、書や絵に押されたハンコの名称と異なり、人によって名称がまちまち…

UPDATE:2012.01.12

コラム「楽旦入(らくたんにゅう)のハンコ」

今回のコラムは、前回のコラムにひきつづき、やきものに押されたハンコとして 楽旦入(らくたんにゅう)のハンコについてご紹介しましょう。 京都の楽焼(らくやき)というやきものを焼いた陶工である楽家の10代目にあたる楽旦入(らくたんにゅう、179…

UPDATE:2012.01.11

ハンコの基礎知識「ハンコの周囲のかざり」

今回の「ハンコの基礎知識」は、ハンコの周囲のかざりについて見ていきたいと思います。 ハンコの周囲には、輪郭のような「わく」があるものがあります。とくに、陽文のハンコは、文字の周囲をへこませるため、通常、ハンコの周囲の輪郭を飛び出させて「わく…

UPDATE:2012.01.09