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博物館ニュース

コラム「古文書が語る紀州の歴史」?

 これは、現在の海南市北部にあたる三上荘の山林を開発した湛慶上人が、開発した山林を舎弟の宗顕に譲り渡した時の証文です。はじめ、「深山」を切り開いて願成寺を建立し、その周辺の山地を開発していったことなどが記され、地域開発の端緒を考える上で重要…

UPDATE:2008.09.14

和歌祭・面掛行列の全てが分かる!

 「面掛行列」というと、全国的には神奈川県鎌倉市の御霊神社で行われる祭礼が著名です。今年も9月18日に行われます(→参考)。伎楽面にも似た大型の仮面をかぶって練り歩き、妊婦役のおかめが付くのが特徴で、10人の行列で構成されます。  実は、和…

UPDATE:2008.09.05

企画展 古文書が語る紀州の歴史

企画展「古文書が語る紀州の歴史」のコンテンツ公開が少し遅れておりますので、博物館ニュースにまず概要等を掲載します。 企画展 古文書が語る紀州の歴史  和歌山県には、高野山や熊野三山などの大寺社に膨大な数の古文書が残され、古代以来の紀州の歴史…

UPDATE:2008.08.31

コラム奇跡の仮面(4) 進化する面掛行列

 画像クリックで拡大します。 【子どもを驚かす面掛】 進化する面掛行列  和歌祭の面掛行列は、現在百面(ひゃくめん)と呼ばれることが一般的である。この呼び方は近代になって広まったもので、江戸時代では面掛(めんかけ)、仮面被(かめんかぶり)な…

UPDATE:2008.08.26

面掛(百面)、博物館で大あばれ!

本日、8月23日、特別イベント「面掛(百面)が博物館にやってくる!」を開催いたしました。たくさんのお客様にご参加いただき、まことにありがとうございます。 (画像クリックで拡大) まずは展示会場で「奇跡の仮面、大集合!」の展示解説を行い、和歌…

UPDATE:2008.08.23

面掛(百面)が博物館にやってくる!

 8月23日(土)に行う企画展「奇跡の仮面、大集合!―紀州東照宮・和歌祭の面掛行列―」の展示解説で、博物館にほんものの面掛が登場します。  この面掛(百面)に驚かされると病気をしないといわれ、あちこちで子どもを驚かせている光景は和歌祭の風物…

UPDATE:2008.08.22

コラム奇跡の仮面(3) 仮面がつなぐ時と人

 画像クリックで拡大します。 【あらたに奉納された仮面45面】 仮面がつなぐ時と人  和歌祭の面掛行列は高下駄を履いて賑やかに練り歩くが、結果的に転倒や仮面の落下という事態も起こる。仮面はその都度補修され、色を塗り直され、徐々に仮面本来の情…

UPDATE:2008.08.15

コラム奇跡の仮面(2) 徳川頼宣と面掛

 天下一友閑焼印を持つ能面・小尉(こじょう) 画像クリックで拡大します。 徳川頼宣と面掛  和歌祭の面掛行列で使用されてきた古い仮面97面には、本来の用途を離れ転用された能・狂言面が53面含まれている。このうち江戸時代製作の能面に限ると31…

UPDATE:2008.08.08

コラム奇跡の仮面(1) 面掛行列とは何か

 画像クリックで拡大します。 面掛行列とは何か  和歌山市の南、風光明媚な和歌浦には、徳川家康を祭神としてまつる紀州東照宮がある。その春の例大祭は、和歌祭(わかまつり)と呼ばれる。和歌祭では、神輿が社殿から御旅所へと移る際、様々な扮装をこら…

UPDATE:2008.08.01

お面をつくってみよう!

  画像クリックで拡大します。 企画展「奇跡の仮面、大集合!―紀州東照宮・和歌祭の面掛行列―」では、この「お面をつくってみよう!」のワークシートをご用意しています。 左側は笑尉(わらいじょう)という豪快に笑う仮面、右側は乙(おと)という愛ら…

UPDATE:2008.07.25